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魔法少女リリカルなのは 〜TS少女の最強物語〜

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第12話『静かな少女と平凡な日常』

 
前書き
誤字修正 7/28 

 
~ツバサ~

すずかの家でのボクVSなのは&フェイトの戦いも終わって
週明けの今日は特にイベントもなく普通に授業を受けていた

本日の授業
1時間目:英語
2時間目:理科
3,4時間目:家庭科
5時間目:美術


1時間目:英語

前世では小学校では英語は習わず中学校からだったけど
この世界では違うみたいで
小学2年生から英語の授業が始まった

まぁボクにとっては余裕だから何も問題なんてないんだけどね
ボクがそう思っていると

「不知火ーこの英文を読んで見ろー」

先生が黒板に書かれた英文を読めと言ってきたので
ボクは椅子から立ち上がって

「Yes, I understand.
I should read the English writing on the blackboard, shouldn't I?
"This is a pen." Is it all right now?
It makes me tired to keep standing, so may I sit down?」


訳:「はい、分かりました。
   黒板に書いてある英文を読めば良いんですね。
   『これはペンです。』 これでいいですか。
   立ったままだと疲れるので座ってもいいでしょうか。」

ボクがそう言うと

「……え…?」

先生は何を言ってるのか理解出来なかったみたいで唖然としていた
するとアリサが

「ちょっとツバサ!!問題の所以外は日本語で話しなさいよ!!
先生ツバサは座ってもいいかって聞いてますよ」

ボクにツッコミ、先生にボクが何て言ったか伝えた

「あ…あぁ不知火もう座ってもいいぞ…」

先生はアリサの言葉を聞いてボクに座ってもいいと言った
ボクはゆっくりと椅子に座り
この後は特に何もなく英語の授業は終わった


2時間目:理科

今日の理科の時間は磁石についてだった
授業は特に何もなく進んでいき

「2つの磁石を順に回すから各自磁石の吸引と反発を実際に試してみてくれ」

先生はそう言って磁石を前の列の人に渡した
そしてボクの所に磁石がきたので
ボクは磁力を操って同極同士を吸引させあったり別極を反発させたりと
普通ではありえないことをして遊んでいた
隣でなのはが驚いた顔でこちらを見ていたのは気にしないでおこう……

~side out~


~なのは~

今日の1時間目は英語の時間なの
私は先生が黒板に書いた英文をノートに写していると

「不知火ーこの英文を読んで見ろー」

先生が黒板に書かれた英文を読めとツバサちゃんに言ってたの
するとツバサちゃんは立ち上がって……

「Yes. Teacher was found.
It is not good in English I of the blackboard?
『This is a pen.』Is it good now?
Since he gets tired, may standing sit down?」

ペラペラと英語で何か言ったの
所々の単語は何となくわかったけど
全体的に何て言ったかは私にはわからなかったの
先生も急にツバサちゃんが英語で答えたからか唖然としていたの

「ちょっとツバサ!!問題の所以外は日本語で話しなさいよ!!
先生ツバサは座ってもいいかと聞いてますよ」

するとアリサちゃんがツバサちゃんにツッコミをいれて
先生にツバサちゃんが何て言ったかを伝えたの
アリサちゃんはツバサちゃんが何て言ったかがわかってたみたいで凄いと思ったの

「あ…あぁ不知火もう座ってもいいぞ…」

先生はアリサちゃんからツバサちゃんが何て言ったか教えて貰って
ツバサちゃんに『座ってもいい』と言ったの……
そしてツバサちゃんは何事も無かったかのように椅子に座ったの

授業が終わって休み時間に
アリサちゃんが英語でツバサちゃんに話しかけてたんだけど
ツバサちゃんはいつも通りの口調で普通に日本語で返していたの…
英語だとお喋りになるなんて事は無かったみたいなの…


2時間目は理科の授業で磁石についてのお勉強だったの
先生が磁石について色々説明した後

「2つの磁石を順に回すから各自磁石の吸引と反発を実際に試してみてくれ」

そう言って先生は磁石を前の列の人に渡したの
少しして私の所に磁石が回ってきたので
私はS極とS極を近づけて反発させたり
S極とN極を引っ付けてみたりとしてみたの
そして何気なくツバサちゃんの方を見てみると
何故かツバサちゃんの持ってる磁石は
同極同士が引きあったり別極が反発したりしていたの
後でツバサちゃんに聞いてみたら

「力を入れてただけ……」

そう言っていたので『なるほど…』って思ったの


3,4時間目:家庭科

3,4時間目は家庭科の授業なの
今日の家庭科は各自で食材を持ってきて
決められた料理を作る調理実習だったの
みんなは持ってきた食材やエプロンを持って
調理室に移動しているのだけど……

「ちょっとツバサその大きな荷物は何よ」

「ツバサちゃん何持ってきたの?」

ツバサちゃんが大きなリュックサックを担いでいたの
私じゃ背負った状態だと動けなくなりそうなぐらいの……

「秘密……」

ツバサちゃんはアリサちゃんとすずかちゃんの問いに『秘密』って答えたの…
調理実習室に着いてみんなエプロンを装着していると
先生がやってきて

「各班わかれて調理を始めろー」

調理開始の合図をだしたの
今日の調理実習のお題は『ハンバーグ』

私たちの班は
私とアリサちゃんとすずかちゃんとツバサちゃんの4人なの
私が玉ねぎとかの野菜類をアリサちゃんが挽肉をすずかちゃんがその他を
ツバサちゃんは『色々持ってくる……』って言ってたの…

調理開始と同時にツバサちゃんが
私が持ってきたのとは別に玉ねぎを取り出していたの

「玉ねぎなら私が持ってきてるよ?」

私がそう言うと

「そっちは…任した……」

そう言って玉ねぎを…切ったのかな?
手の動きが速すぎてよくわからなかったの……
その後ツバサちゃんは他にも色々な野菜を次々と切っていったの

次にツバサちゃんは
カバンから大きな寸胴鍋を出して玉ねぎを炒め始めたの
その後に他の野菜も加えて炒めて鍋に水を入れたの……

「ちょっとツバサ今日のお題はハンバーグよ!!」

「えーと…ツバサちゃんは何を作ってるのかな?」

「私も教えて欲しいの!!」

私たちがそう聞くと

「ビーフシチュー…ハンバーグに……かける…」(・・)b

ツバサちゃんはそう言って

「ハンバーグの方は…任した……」

ハンバーグ作りの方は私たちに任して調理に戻ったの…


私が玉ねぎを切ってすずかちゃんがそれを炒めて
アリサちゃんが挽肉とかと一緒に混ぜ合わせて
形を整えて焼いていったの

その間ツバサちゃんは
鍋の野菜がよく煮込まれた辺りでビーフシチューのルーを入れて
カバンから既に煮込まれた角切りのお肉を取り出してそれも投入したの
そのあと何か色々な調味料を加えて味を整えて蓋をして
弱火でじっくり煮込み始めたの

煮込んでる間にツバサちゃんは
カバンから何やら色々と取出していたの
それは色とりどりの野菜や果物やホイップクリームやスポンジケーキとかだったの
ツバサちゃんはテキパキと
野菜を洗ってそれを切……り!?
私が瞬きをした瞬間になのだろうか
ツバサちゃんが包丁で野菜に切ろうとしていたと思ったら
いつの間にかボウルに切られた野菜等が盛り付けらていたの

その後ツバサちゃんは出していた果物を切って
ホイップクリームを作って
スポンジケーキを3段に切り分けて
1段目のスポンジケーキに綺麗にホイップを塗って果物を置き
それを2段目3段目と同じように進めていったの……
そして完成したそれは綺麗な白に色とりどりの果物が乗ってるフルーツケーキだったの

私たちの方のハンバーグが完成すると
ツバサちゃんは先生が用意していた薄皿ではなく
カバンから取り出した深皿をテーブルの上に用意していたの
私はそーっとそこにハンバーグを置くと
ツバサちゃんはその上からビーフシチューをかけて
さらにその上にホワイトソースを少しかけたの
完成したハンバーグ&ビーフシチューはとても美味しそうだったの

さらにツバサちゃんは
カバンから…炊飯ジャー?を取り出したの
それは充電式なのか乾電池とかで動いているのか
中には熱々の白ご飯が入っていたの
ツバサちゃんはそれを人数分お皿に盛って
全員の前にハンバーグ&ビーフシチューとサラダとご飯が置かれていて
その横にスプーンとナイフとフォークとお箸が置かれて
さらに机の真ん中にはケーキとナイフと取り皿が置いてあったの…

他の班の人たちも完成していて先生が見て回ってるけど
他の班のは当然普通のハンバーグだけでケチャップとかソースとかをかけていたの
そして先生が私たちの班の所に来て……

「何だ…これは……」

凄く驚いていたの
するとツバサちゃんが

「自信作……」

先生にそう言った後ツバサちゃんは

「先生も…食べる……?」

そう言って自分の皿のハンバーグを少し切って
それをカバンから取り出した小皿に入れて鍋のビーフシチューをかけたの
スプーンと一緒にそれをを先生に渡して先生が一口食べると
凄く驚いた顔をしていたの
私やアリサちゃんにすずかちゃんも
自分の分を一口食べてみると

「これ!! すっっっっごく美味しいの!!」

「何よこれ!?家のシェフが作ったのより美味しいんだけど!?」

「ツバサちゃん何いれたの!? 凄く美味しいよこれ!?」

もの凄く美味しかったの!!
ツバサちゃんはすずかちゃんの問いに

「秘密……」

とだけ答えていたの……

私たちが美味しいと騒いでいると
クラスの他の班の人たちが

「不知火さん私にも少し貰えないな?」

「不知火さん私も食べたい!!」

「不知火さんの手料理…はぁはぁ……」

「不知火ー俺にも食べさせてくれよー」

食べさせて欲しいとやってきたの

するとツバサちゃんはカバンから小皿とスプーンを大量に出して
ビーフシチューを全員に配っていったの……

食べた人たちは

「これ凄く美味しいよ」

「何これ!?めちゃくちゃ美味しい!!」

「不知火さんの手料理…はぁはぁ……」

「うめー!!不知火料理上手いんだな!!」

みんな笑顔で美味しいと言っていたの

その後はツバサちゃんが作ったケーキも少しみんなに分けて
ビーフシチューもなくなり後片付けをして
楽しい調理実習は終わったの


そしてお昼休みになって

「今週末の連休に私の家族とすずかちゃんの家族とアリサちゃんで
温泉旅行に行くんだけどツバサちゃんも一緒に来て欲しいの?」

ツバサちゃんに毎年行っている旅行にツバサちゃんを誘ったの
するとツバサちゃんは少し考えてから

「………私も…行く……ネオも………」

ネオさんも連れて一緒に来てくれるそうなの

「じゃーツバサも参加ね」

「楽しみだねツバサちゃん」

「うん……」

ツバサちゃんも『行く』と言ってくれて
今週末は去年のメンバー+ツバサちゃんで温泉旅行に行く事になったの


5時間目:美術

5時間目の美術は隣の人の似顔絵を描くみたいなの
私は隣のツバサちゃんの顔をよく見て
鉛筆を走らして描いていったのだけど中々うまく描けなくて
何度も自分の手元とツバサちゃんの顔を視線が行き来したの
でもツバサちゃんは最初に私の顔を見ただけで
その後は黙々と描いていたの…
私が『こっち向いて』って言ったら向いてくれたけど……

そのあと時間が経って
みんなが完成しだした頃に私も描きあがって

「出来たのー!!」

それが思っていたより上手く描けて満足していたの

「私も…出来た……」

するとツバサちゃんも描けたみたいだったので
私たちは『せーの』で見せ合ったの
私が描いたツバサちゃんの絵は
ツバサちゃんを知ってる人なら10人中8人はわかるぐらいのレベルだったの
でもツバサちゃんが書いたのは
紙の上に『高町なのは』と書いてあり
右上に私の顔が丁寧に描かれていて
右下には私が自己紹介の時に言ってた事等が書いてあり
左半分には私の全身絵が描かれていたの
ちなみに服装は制服だったの

「えーと…ツバサちゃんこれは?」

「頑張った…」(・・)b

ツバサちゃんが綺麗なサムズアップを決めていると
先生がやってきて

「どうだー高町に不知火ー」

私の絵を見て

「おー高町は中々絵を描くのが上手いな」

ツバサちゃんのを見て

「………不知火も上手いな…」

それだけ言って戻っていったの……
最後に今日描いた絵を先生が回収して
今日の授業は終わったの

~side out~


~ツバサ~

学校から帰ったボクは週末の連休に温泉旅行に誘われた事をネオに伝えた
するとネオは

「ツバサは水に触れると力が出なくなりますが宜しいのですか?」

「…………サポート宜しく……」

「わかりました」

自分がお風呂に入る時いつもネオにサポートして貰っているのを忘れていた
ボクは旅行先でもネオにサポートをお願いして……
数日が過ぎて行った……


~side out~



~霧島白亜(銀髪君)~

「あ~もうすぐ退院か……」

俺はなのはの最初のジュエルシードのイベントの時に
なのはの変身シーンを見ようとしていたら
いつの間にか気絶していて
気付いた時には病院のベットの上だった

そして担当医の話では俺は右足を骨折していて2週間は入院生活だそうだ

その時俺が担当医に

『3週間も入院何てしてられるか』

『俺のハーレムのためにもこのイベントは外せないんだ』

『俺が入院してたら悲しむ奴がたくさんいるんだ』

とか言ったんだが3週間は絶対安静だと言われてしまった
俺は仕方がないから
学校で俺を心配しているだろうなのは達に

『なのはにすずかにアリサーいつでも見舞いに来ていいぞ』

と伝えて貰えるように言っておいた
だけど入院してから10日ほど経つけど
なのは達は恥ずかしがってるのか中々見舞いに来てくれなかった

「まぁ今週末には退院出来るんだ」

そう俺は入院期間が3週間だと言われていたが
魔力による自己回復力の強化が成功したのか
俺の入院期間を2週間に縮めていた

「来週からは俺を心配して暗くなってるだろうなのは達に明るく話しかけてやろう」

俺はそう思って目を瞑り眠った…… 
 

 
後書き
次回は温泉旅行での話です

銀髪君は今回の温泉旅行も不参加です(笑)

銀髪君の知らない間にイベントが消化していく~


次回『温泉旅行と真夜中の決闘』 
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