IS《インフィニット・ストラトス》 ~死神の序曲~
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本編
教員の実力『前』
前書き
どうも、いつも見てくださりありがとうございます♪
お気に入り登録がいつの間にか100件を超えていたのでちょっとテンション高めです♪
100件の記念に特別話も考えております。
この事については後書きにてまた。
では本編をどぞ!
~レイside~
一番乗りで僕がのんびりアリーナで待っているとセシリアさんが歩いてきていた。
「あら、怜さん?」
セシリアさんにエンカウントしました。
さあどうする?
戦う
→話す
嘲笑う
逃げる
よし、ふざけてないで暇潰しにでも話そう。
というか嘲笑うのはないわぁ…。
「早いね~セシリアさんは」
「怜さんの方が早いじゃありませんか……」
HAHAHA……、まあそうだけどね。
「ところでボーデヴィッヒさんとはお知り合いなのですか?」
「いや、朝も言ったけど今日初めてあったよ。まあ私に似た人にでもあったんでない?」
「そうですか。名前も一緒なんて凄い偶然ですわね…」
本当は知り合いです。
そして素直だよねセシリアさんって。
まあこれについては悪いけど言うわけにはいかないんだ……主に正体がバレるから……。
「いつまで喋っているつもりだ、バカ者ども」
ズドンッと二回連続、僕とセシリアの頭に出席簿が振り下ろされた。
おぉぉぉぉ!物凄く痛い…。
セシリアさんも頭を押さえて悶絶してるし。
というかいつの間にか来ていたんだね織斑先生…。
僕でも気付かないってよっぽどだよ?
気配遮断スキルでもついているの?
「織斑とデュノアがいないな」
「あ~、たぶんそれは「「すいません遅れました!」」さ……」
織斑先生に謝りながら一夏とシャルルさんが更衣室からアリーナに出てきた。
二人とも何をあんなに時間かかってたんだろうか?
更衣室には五分前には着いていた筈でしょう?
着替えるだけなら一分あれば余裕でしょうに。
ん?何で五分前には着いていたことを知っているかって?
更衣室から気配を感じていたからですが何か?
「随分とゆっくりでしたわね一夏さん?」
セシリアさんは一夏に突っ込む。
僕も気にはなるが織斑先生から叩かれたくはないのでゆっくりと離れる。
遅刻して (したのは一夏とシャルルさんだけど) 、しかもお喋りなんて織斑先生の攻撃の対象になることは間違いない。
え?何でセシリアさんを止めないのかって?
遅れた理由が気になるからに決まってるじゃない♪
「スーツを着るだけで、どうしてこんなに時間がかかるのかしら?」
「道が混んでいたんだよ」
「嘘おっしゃい。いつも間に合うではないですか!」
まあセシリアさんの言うことは正論だよね。
だっていつも一夏は女生徒に追われているけど間に合ってるもん。
それに今回も間に合っていた筈だしね。
更衣室で何かあったとしか考えられないんだけどなぁ…。
「どうせ、一夏さんのことですからまた女性に囲まれていたんでしょう」
当たってるけど違うよセシリアさん。
理由はそれじゃないよ。
「そのように女性にデレデレしてるから、ボーデヴィッヒさんに叩かれそうになるのですよ」
「違うって。あれは別のだな…」
セシリアさん、あの平手打ちはたぶん一夏の女性関係とあんま関係ないと思うよ?
いや、織斑先生が絡んでいるから関係はなくはないのかな?
「何?またなんかやったの一夏?」
うわぁお!鈴お姉ちゃんまで登場したよ。
こりゃあカオスになるかな?
「一夏さん、今日来た転校生に叩かれそうになりましたのよ?」
「はあ!? 一夏、アンタ次は何をやらかしたの?」
「俺は何もしてねぇよ!」
そろそろ喋るの止めないと後ろで般若と化した織斑先生が睨んでるよ?
「ほぅ?織斑、遅刻しておいてお喋りとは良いご身分だな?そしてオルコットに凰、お前らが喋っている分授業の時間が圧迫されているのだが?」
三人はようやく織斑先生に気付き、ギギギッとブリキのおもちゃのようにゆっくりと振り返る。
次の瞬間にドゴンッと三回、アリーナに音が鳴り響いた。
残念、理由が分からなかったか。
そして三人が痛みで悶えているのをスルーして織斑先生が喋りだした。
「では、本日から格闘及び射撃を含む実戦訓練を開始する」
『はい!』
みんな元気だねぇ。
まあそれも当然か。
専用機を持ってない人達にとっては楽しい楽しい授業だもんね。
ただ専用機持ちは逆に手伝いとかさせられるから面倒なんだよね~。
それにしても頭を強打された三人はまだ頭を押さえて踞ってるよ…。
まあ紙繊維で出来たもので叩いた音じゃなかったもんねw
「では、まず戦闘を実演してもらおうか。ちょうど活力が溢れんばかりの十代女子もいることだからな。鳳! オルコット!」
「な、なぜわたくしが……」
「一夏のせいなのになんでアタシが……」
ドンマイ二人とも。
「専用機持ちならすぐに始められるだろ。いいからすぐに前に出ろ」
それにしてもやる気ないな二人とも。
まあそれも当然だよね。
しょうがない、二人の元気を出させるか。
僕の前を通りかかった鈴お姉ちゃん達に一夏に聞こえないようにボソッと呟く。
「……ここで良いとこ見せたら一夏に好印象じゃないのかな~……」
「「!?」」
お?分かりやすい反応だw
「やはりここはこのセシリア・オルコットの出番ですわね!」
「専用機持ちの力を見せてあげようじゃないの!」
うわぁ…、いきなりテンションが天元突破したよw
「前に出ろ。相手は「ああああーっ! ど、どいてください~っ!」……上だ…」
あ~、ヤマヤ先生が物凄い速度で一夏に落下している。
そしてそのまま一夏にぶつかってからそのままゴロゴロと転がっていった。
一夏の白式の展開が間に合っていたから良かったけど間に合わなかったら軽い怪我じゃ済まなかったよね?
あれは。
いや、その場合は織斑先生が庇ってるか。
そしてこの後に一夏恒例のラッキースケベが発動して修羅場になって一夏に鈴お姉ちゃんの双天牙月が当たりそうになったが、ヤマヤ先生が射撃で逸らしたために一夏は無事だった。
まあヤマヤ先生は元代表候補生だったみたいだしこれくらいは出来るよね。
え?これはどこで知ったかって?
いつものハッキングですが何か?
そしてその後に鈴お姉ちゃんとセシリアさんがペアでヤマヤ先生と戦ったがボロ負けだった。
それにしてもあれはないわ~。
いくらヤマヤ先生が強かったとは言え、鈴お姉ちゃんとセシリアさんのコンビネーションが最悪過ぎた。
あれじゃあ負けるよ当然。
「さて、これで諸君にもIS学園教員の実力は理解できただろう。以後は敬意を持って接するように」
ぱんぱんと手を叩いて、織斑先生がみんなの意識を切り替えようとしたが、ふと考えるような仕草をしてその後、喋り出した。
「ふむ、それにしてもこれでは納得出来ないというやつもいるか。仕方ない、山田先生には長岡ともう一試合やってもらおう」
え?僕が戦うの?
~レイsideout~
後書き
さて前書きの話ですが、レイくんや一夏達に対する疑問や質問をレイくん達が答えていく+アンケート結果を発表する話を考えています。
もちろんこの私に対しても質問をしても構いません。
ただレイくんの目的等、ネタバレは出来ないので悪しからず。
それとアンケートのことですが、デスサイズ以外に一機、敵の機体を出す予定なのですが、どの機体を出してほしいかということです。
まあガンダム以外のモビルスーツでも構いませんがガンダムWで登場する機体に限らせて頂きます。
因みにWであればEWやデュアルストーリーで登場した機体でも構いません。
質問や疑問、そしてアンケートは感想、またはメッセージにて受け付けます。
たくさんのご応募お待ちしております。
※質問が多かった場合はこちらで数個選ばさせて頂きます。ご了承ください。
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