仮面ライダー　エターナルインフィニティ

「ぐだぐだしていると言われています」
「口調が違うとか」
「いいタイミングね。というか本当に皆こういう話をすると凄いことになるわね」
「中には言うに言えない人もいますので」
「そこは注意してね」
　サラサとリトスだった。
「何気に私達の世界もですが」
「一応別人だから」
「あっ、ちょっと私もそれはね」
　その話になるとだった、鈴音のテンションが急に落ちた。
　そのうえでチェルシーのところにこっそりという感じで近寄って頭を寄せてひそひそと囁いたのである。
「言えないわよね」
「そうですね」
「わかるのう、その話は」
　ガーネットも来て話に入る。
「アイドルが実は、というのは」
「はい、一大スキャンダルです」
「秘密にせねばな」
「というかばれてるわよ」
　シャナも何気に話に入る。
「私はそちらの世界とは関係ないけれど」
「ある人はあります」
　何故かモンテッキアも言うことだった。
「私達は一蓮托生です」
「まあそっちのお話はなしにしてよ」　
　シャナはこの話を強引に終わらせた、そしてだった。
　上を見上げる、だがそこにはまだ何もいなかった。
「まだね」
「絶対に来てるけれどね、ここに」　
　マージョリーも上を見上げながら言う。
「今まさに急行してるってところかしら」
「そうね、今は出て来ないにしても」
「もうすぐね」
「来るのは」
　このことは間違いなかった、陸も海もだった。
　まだレーダーにも反応はない、だがだった。
「もう今にでも来ますので」
「はい、だからですね」
「何処から来ても対応出来る様に心構えはして下さい」
　真耶は一夏に言った。
「後ろからでも」
「後ろも出ますよね」
　志村はその後ろを振り向く、そこには山があるがそれでもだった。
「そこからも」
「陸の中も進めるとなると」
「ですよね、スサノオはいつもですから」
「はい、では」
「それじゃあ」
　志村は後ろを見て身構える、皆そちらも警戒していた。
　四方八方に目を向ける、そうしてだった。
　千冬がここで言った。
「レーダーに反応」
「数は」
「千」
　それだけだというのだ。
「千で四方八方から来ている」
「空からもですね」
「無論だ」
　それは当然だった。
「そこからも来ている」
「わかりました」
「では諸君」
　千冬はあらためて強い顔で言った。
「頼む」
「了解です」
「わかりました」
　皆頷きそしてだった。