| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

エピローグ2

                 エピローグ2
機動戦士ガンダムSEED ASTRAY
 ロウの新しい仕事はというと。
「まあこれがな」
「一番だというのか」
「俺にとっちゃな」
 彼はジャンク屋に戻っていた。イライジャも一緒である。
「こうして適当なものを見つけてな」
「売って暮らすか」
「それで壊れたマシンなりモビルスーツをな」
「修理してか」
「ああ、生きてくさ」
 こうイライジャに話すのである。
「で、御前もか」
「そうさせてもらう」
 イライジャもだ。同じだというのだ。
「軍に残るつもりはないからな」
「だからだな」
「平和になった。それならだ」
「この月でな」
「そうしていく」
 彼等は月でジャンク屋をすることになった。そこにだ。
 プロフェッサーと劾も来てだ。こう二人に言うのだった。
「あんた達はまたそっちね」
「ジャンク屋になるか」
「ああ、こうしてな」
「気楽にやらせてもらう」
 その通りだと返す二人だった。
「で、あんた達はどうするんだ?」
「これからは」
「とある大学の教授になったわ」
「軍に残る」
 これが二人の未来だった。
「まあ。安定した生活ね」
「そうなるな」
「じゃあ俺達は一攫千金を狙うな」
「そうする」
「じゃあ頑張ってね」
「あんた達はそっちでな」
 樹里とリーアムも出て来た。それで二人に言うのである。
「あたし達はプロフェッサーと一緒に大学に入ることになったから」
「助手としてな」
「へえ、樹里が大学ねえ」
「おかしい?」
「いや、別に」
 ロウは笑ってだ。それはそうではないと答える。
「じゃあこれからはな」
「ええ、大学で頑張るわ」
「そうさせてもらう」
 こうしてだった。彼等も新しい人生を歩むのだった。
 ミナはオーブでだ。シホと話をしている。シホも白服になっている。
 そのシホにだ。彼女は言うのである。
「私はオーブの外相になった」
「そうなのですか」
「そうだ。何時までもユウナばかり働く訳にもいかない」
 流石にそれには限度があるというのだ。
「私が外相と務めだ」
「オーブの外交を担われますか」
「そうだ。それで君は」
「はい、私はザフト軍にいます」
 その白服が何よりの証だった。
「プラントで。これからも生きていきます」
「では。またな」
「はい、また御会いしましょう」
 その二人のところにエドとモーガンが来た。シホが二人に尋ねる。
「御二人はこれからは」
「ああ、俺は南米に戻って農家になる」
「俺はオーブ軍に入る」
 二人はそうするとだ。それぞれ話す。
「ジャガイモやス唐辛子を栽培して生きるさ」
「誘われたからな。ここに入る」
「そうされますか」
「ああ、これからはな」
「平和に生きる」
 二人はその道を選んだのだ。
 連邦軍の宇宙基地でだ。ジェーンがジャンとミハイルに尋ねていた。
「私は軍に残ってるけれど」
「俺達か」
「どうするか、だな」
「ええ、これからどうするのかしら」
 このことだった。尋ねるのは。
「軍に残るのかしら」
「いや、俺達はネオジャパンでな」
「そこでサラリーマンをする」
 これが二人の選択だった。
「保険会社で働く」
「俺は貿易会社だ」
「何か。軍とは全然違う道ね」
「そうだな。けれどな」
「縁があってまた会えば」
 その時はどうするかというのだ。
「飲もうな」
「これからもな」
「ええ、その時はね」
 ジェーンも笑顔で応える。
 ホバリーはジョージの話を聞いていた。
「おいおい、ネオホンコンに行くのか」
「あの人に誘われたから」
「マスターアジアにか」
「マスターガンダムの整備を担当して欲しいって言われて」
「それでか」
「それでバリーは?」
「俺は地球の欧州に入ってな」
 それでだ。どうなるかというのだ。
「そこで郵便局員になる」
「選んだ仕事はそれなんだ」
「黄色いポストが仕事の相手さ」
 つまりだ。ドイツに入るというのだ。
「それはそれで楽しみさ」
「そう。じゃあこれからも」
「楽しんで生きるな」
 彼等の道も決まった。バリーは戦いから離れグレンは闘いを助けることを選んだ。
 
機動戦士ガンダムSEED エックス ASTRAY
 プレアがカナードに話していた。
「もう戦いは終わったから」
「これからどうするんだ?」
「学校で勉強するよ」
「学校か」
「うん、明日からもうね」
 そのだ。学園生活をはじめるというのだ。
「そうさせてもらうよ」
「そうか。じゃあ僕は」
「カナードはどうするの?」
「プレアと共にいたい」
 そのだ。彼とだというのだ。
「戦いを離れてこれからは」
「これからは?」
「一人の人間として幸せに生きたいからね」
「だからだね」
「うん、だから」
 微笑み。そしてプレアに話す。
「一緒にいよう」
「うん、僕達は友達だから」
「二人で」
 二人は手を握り合う。そうして深い絆と共に生きることを選んだのだった。

機動戦士ガンダムSEED DESTINY
 トダカはユウナの悲鳴を聞いていた。
「ど、どうしたのこれ!」
「また何かあったのですか?」
「赤字だよ赤字!」
 それが理由でだ。叫んでいるユウナだった。
「いきなり五十パーセントも増えてるよ!」
「またえらく増えましたな」
「原因を知りたいんだけれど」
「おそらくですが」
「復興費かな」
「はい、それです」
 何故赤字になるか。その元は容易にわかった。
「何しろ我がオーブはまだまだ復興の中にありますから」
「ううん、インフラへの投資が凄いことになってるからね」
「はい。それでどうされますか?」
「これからのことだね」
「はい、その赤字は」
「仕方ないね。足りない部分は」
 どうするかというとだった。
「借金だね」
「やはりそれですか」
「仕方ないよ。それじゃあね」
「わかりました。では」 
 彼等は多忙だった。ユウナは特にだ。しかし希望は見えていた。
 アウルはだ。ぼやきながらスティングに言っていた。
「で、ステラは?」
「だからあいつザフトだよ」
「へっ、じゃあシンとかよ」
「そうだよ。一緒だよ」
 そこにいるというのだ。
「まあ機会があれば会えるからな」
「そうか。で、俺達はこれからどうなるんだ?」
「ああ、俺達か」
「そうだよ。どうなるんだよ」
「連邦軍に残るだろ」
 何故知らないかといった口調だった。
「ずっと言われてるだろ」
「そうだったのか」
「そうだよ。だからな」
「就職は決まってるからか」
「これからもやっていこうな」
「そうするか」
 そんな話をしてだった。二人も生きていくのだった。
 アーサーは相変わらずタリアにぼやいていた。
「暇になったのはいいですけれど」
「それが嬉しいのではなくて?」
「何かですね」
 それがだ。どうかというのだ。
「最近またあの九一三の奴に狙われてて」
「ああ、あのサイドカーに乗ってる仮面の戦士ね」
「ずっと天敵になってるんですよ」
「困った話ね」
「ええ。それで艦長は」
「私は?」
「議会に入るお話は」
 タリアにはそうした話が来ていたのだ。
「それは」
「断ったわ」
「えっ、そうされたんですか」
「ええ。軍に残るわ」
 それを選んだというのだ。
「このままね」
「それはまた勿体無い」
「いいのよ」
 微笑んでだ。タリアはこうアーサーに話す。
「私は政治家なんて柄じゃないから」
「だからいいんですか」
「ええ。軍人のままでいいわ」
 こう言うのである。
「ずっとね」
「じゃあミネルバの艦長は」
「ああ、それね」
「はい、どうされますか?」
 その話になる。
「昇進されるんですよね」
「将官にね」
「だったらもう艦長はできないですよね」
「ええ、そうよ」
 それはその通りだというのだ。
「司令官になるから」
「艦隊のですね」
「ええ。それでね」
 タリアはここでアーサーの顔を見た。
 そのうえでだ。にこりと笑って彼に告げた。
「これからは任せたわ」
「えっ、任せたって」
「だから。次の艦長は君よ」
「私がですか」
「少し頼りないけれど」
 このことも言いはしたがだった。
「任せたわよ」
「はい、それじゃあ」
「ううん、アーサーさんが艦長って」
「かなり不安です」
 ここでメイリンとアビーが言う。
「けれど。それでも
「宜しく御願いしますね」
「うん、こちらこそ」
 こうしてだった。ミネルバの新しい艦長にはアーサーが就任することになった。タリアは司令官としてだ。引き続き軍に残るのだった。
 ハイネはルナマリアとレイに話していた。
「御互いにだな」
「そうよね。白服にね」
「それになったな」
「白服になりか」
 ハイネはルナマリアを見た。彼女は今はズボンだった。
 そのズボンを見てだ。彼女に言うのである。
「もうスカートは穿かないのか」
「何か白服ってこっちの方がいいから」
「ズボンの方がだな」
「ええ。だからもうこれにするわ」
「少なくとも動きやすい」
 レイはこう言って納得していた。
「いいことだ」
「そうだな。ところでだ」
「シンか」
「あいつよね」
「姿が見えないがどうしている」
「デートよ」
 それだとだ。ルナマリアがくすりと笑って答える。
「あの娘とね」
「ステラとか」
「ええ、そうよ」
 それでだ。今ここにはいないというのだ。
「丁度非番だしね」
「そうか。あいつもか」
「楽しくやってるわ」
「いいことだ」
 ハイネはその話を聞いてだ。笑顔で言った。
「それはな」
「いいことか」
「戦うばかりでは何にもならない」
 それでだ。いいよいうのだ。レイにも話す。
「それでは。俺達もだ」
「これから仕事だけれど」
「楽しむのか、それも
「ああ。何でも楽しむべきだ」
 こう言ってだ。二人を連れてだ。彼は楽しく軍の仕事をするのだった。
 そしてシンは。白服のままでだ。
 ステラと共にいた。彼女は白いワンピースだ。
 白と白でだ。それで二人並んでだ。
 シンはにこりと笑ってだ。ステラに言う。
「なあステラ」
「何?」
「本当にいいんだよな」
 こうステラに尋ねるのである。
「俺の家に来て」
「うん」
 こくりと頷いてだ。それでいいと返すステラだった。
「行きたい」
「それでいいんだな」
「そう。それでステラ」
「ステラは?」
「シンのお父さんやお母さん」
 まずは彼の両親だった。
「それとシンの妹」
「マユにもなんだな」
「うん、会いたい」
 そうしたいというのだ。
「是非共」
「ああわかった。それじゃあな」
「それで」
「それで?」
「仲良く暮らしていきたい」
 こうも言うのだ。
「二人で」
「そうだよな。二人でな」
「ステラシンのこと好き」
 ステラはまた言った。
「だから一緒に」
「それじゃあ今から行こうか」
「うん、それじゃあ」
 こう話す二人のところにだった。
 マユが来てだ。そうしてだった。
 そのうえでだ。シン達に言ってきた。
「お兄ちゃん、そっちの人が?」
「ああ、ステラだよ」
 こうだ。笑顔で妹に応えるシンだった。
「宜しくな」
「はじめまして、ステラさん」
 マユは頭を深々と垂れてステラに挨拶した。
「宜しく御願いします」
「うん」
 ステラも微笑んで返してだ。彼女の挨拶に応える。ステラはシンの家族に紹介されてだ。そのうえで新しい人生を歩んでいくのだった。

機動戦士ガンダムSEED 流離う翼達 
 キースはアルフレッドに話していた。
「じゃあ俺はこれで」
「軍を辞めてだな」
「ええ、探検家はじめますんで」
「また随分面白い仕事に就くな」
「ははは、結構大変ですよ」
 笑顔で応えて言うキースだった。
「スポンサーはアズラエル財団ですけれどね」
「あそこか」
「はい。アズラエルさんはケチですから」
 それも有名でもある彼なのだ。
「お金中々出してくれませんから」
「厄介だな」
「それで仕事は多いですし」
「例えば何処に行くんだ?」
「マスターアジアの修業の場とか」
 いきなり滅茶苦茶な探検先だった。
「そういう場所ばかりですから」
「マスターアジアの」
「はい、そうなんです」
「俺だったら絶対にお断りだな」
 きっぱりと言うキースだった。
「もうな」
「お断りか」
「ああ、金は出さないけれど口は出すのか」
「生活費とかは保障してくれますよ」
「けれどな。危険な場所にばかり行かされるんだよな」
「どっかの半島の北半分とか」
「最悪の秘境だな」
 キースの第二の人生はそうしたところに行かされることだった。そしてアルフレッドは。
「まあ俺はな」
「軍に残るんですよね」
「ボーマンとオルセンもな」
 この二人もだというのだ。
「残るからな」
「はい、私達もです」
「軍に残ります」
 その二人が出て来てキースに話す。
「これからも何か縁があれば」
「宜しく御願いします」
 こうした話をしてだ。二人もなのだった。
 軍に残るというのだ。二人もそれぞれの人生を歩んでいた。
 ジャックは白服でだ。同じく白服のエルフィ、フィリスに話していた。
「何かアスラン達とは」
「はい、これまで通りです」
「一緒よ」
 そうだとだ。二人もジャックに話す。
「あとはシンもです」
「同じく軍に残っているから」
「シンなあ。あいつ結局な」
「何も変わっていませんね」
「今に至るまで」
「あいつは本当に変わらないよな」
 そのだ。シンも同じだというジャックだった。
「何があってもな」
「まあシンはシンですから」
「そういう人だから」
 何の問題もないというのだ。
「だからです」
「これまで通りということだから」
「じゃあいいか」
 それでいいとだ。ジャックも頷くのだった。 
 それでだ。彼等も新しい人生を歩んでいた。
 グリアノスとユーレクは。どうしているかというと。
 プラントにおいてだ。ある会社をはじめていた。
「さて、と」
「それではな」
 二人でそれぞれ言ってからだ。
 仕事をはじめていた。その仕事は。
 清掃業だ。ビルを掃除している。そうしながらだ。
 グリアノスはユーレクに話した。
「ところでだ」
「どうした?」
「この仕事でいいな」
 こう彼に問うのである。
「満足しているな」
「ああ、している」
 こう答えるユーレクだった。
「十分な」
「ならいいがな」
「もう戦いは終わった」
 それならばだと。ユーレクは話す。
「それならだ」
「こうしたことをして生きることでか」
「それでいい」
 また言うユーレクだった。
「これでな」
「そう言ってくれて何よりだ」
「そうだな。それではな」
「真面目に働くとしよう」
 床にワックスをかけながらの言葉だった。
「これからもな」
「そうしてだな」
「生きよう」
「うむ」
 二人もささやかな幸せを見つけていた。
 かつての超人的な戦士達もだ。今は平和に生きていた。

機動戦士ガンダムOO
 留美は紅龍に尋ねていた。彼等は元の世界に戻っていた。シュウのネオ=グランゾンの力でだ。彼等の世界に戻っていたのだ。
 その留美がだ。こう尋ねるのだった。
「それでお兄様」
「何かな、留美」
「今の我がグループですけれど」
「うん、事業は順調だね」
 こう答える彼だった。
「軌道に戻ってきたよ」
「それは何よりですね」
「うん。ただ」
「ただ?」
「こっちの世界は思ったよりは」
 どうかとだ。紅龍は難しい顔で話す。
「進展していないね」
「復興がですね」
「もっと進んでいると思ってたけれど」
「仕方ないですわね」
「仕方ないかな」
「私達がこの世界からあちらの世界に行っていた時は思ったより短いですから」 
 だからだというのだ。
「それ程進んでいないのも」
「そんなものかな」
「ええ。それに」
「それに?」
「軍の方も」 
 話が軍に移る。
「まだ確かな状況にはなっていませんね」
「そうだね。あちらもね」
「じっくりと進めていきましょう」
 留美は微笑んで話した。
「とりあえずは」
「わかったよ。それじゃあ」
「ええ、確実に」
 彼等は復興を順調に進めていくことにした。そうしたのだ。
 ティエリアはビリーと話していた。
「では今は」
「うん、大丈夫だ」
 こうだ。ビリーは落ち着いた声で彼に話す。
「軍も軌道に乗ったよ」
「そう。それは何よりだよ」
「それでティエリア」
 ビリーはここで彼に尋ねた。
「君はこれからも」
「軍で働かせてもらっていいだろうか」
「是非共」
 それで頼むとだ。ビリーも言葉を返す。
「今はね」
「僕の力が必要だから」
「そう。今の軍には君が必要だ」
 また話すビリーだった。
「だから」
「うん、それじゃあ」
「これでだな」
 ここでグラハムが出て来て言う。
「軍にとってはかけがえのない人物が残ってくれることになった」
「それは君もだ」
 ビリーはそのグラハムにも告げた。
「君も軍には必要なのだ」
「私もか」
「そうだ、、必要だ」
 こう彼に告げるのである。
「是非共だ」
「私はそれは」
「いえ、その通りです」
「そのおとはです」
 ハワードとダリルもそうだというのだった。
「ですから隊長もです」
「軍に残って下さい」
「さもないとな」
 ジョシュアもややシニカルな笑みだが彼に言った。
「こちらとしても張り合いがないからな」
「張り合いか」
「そうさ、それがなくなるからな」
 だからだというのだ。
「軍に残りな」
「そこまで言ってくてれるのなら」
 残るとだ。彼も頷くのだった。軍には人材が戻ってきていた。
 パトリックは晴れてだ。カティとの結婚式を迎えていた。その晴れやかな場にだ。
 セルゲイとアンドレイも来ていた。そのうえでだ。
 笑顔でだ。こう話をするのだった。
「戦いが終わればだ」
「その後は」
「もう二度と戦争をしたくなくなる」
 セルゲイはこう我が子に話す。
「だがそれでもだ」
「戦いはまた起こる」
「そうだ。しかし」
「それでもだね」
「人はこうしたことも育んでいく」
「幸せをだね」
「だから御前も」
 そのだ。我が子を見ての言葉だった。
「やがてはああして」
「ははは、そうだね」
 アンドレイも屈託のない顔で父に応える。
「幸せになるよ」
「それを見てからだ」
 セルゲイは優しい笑みになっていた。その笑みでの言葉だった。
「私も軍を退こう」
「軍を?」
「老人の役目は終わった」
 だからだというのだ。
「それならばな」
「そうなのか。父さんは」
「あくまで御前が幸せになったその後だ」
 その後でだと。また言う彼だった。
「早くいい相手を見つけるのだな」
「そうさせてもらうよ」
 そんな話をしながらパトリック達を見ていた。その彼等は。
 パトリックがだ。カティを両手で抱きかかえてだ。こう言うのだった。
「じゃあ閣下、これからは」
「待てパトリック」
 ウェディング姿の彼女は恥ずかしそうに彼に言う。
「いきなりこんな抱き方はないだろう」
「あれっ、駄目ですか?」
「駄目ではないが」
 顔を赤らめさせてだ。それは否定した。
「しかしだ」
「しかし?」
「御前は大胆過ぎる」
 こう言って彼を止めるのだった。
「もう少しだ」
「落ち着いてですか」
「そうだ。節度を保て」
 こう言うのである。
「いきなりこんなことをされては私も」
「どうなんでしょうか」
「陥落するではないか」
「陥落ですか」
「全く。私は御前の上官であり年上だしだ」
「姉さん女房ですよね」
「そうだ。それでこれでは」
 しめしがつかないというのだ。何気に意地も見せていた。
「全く。困った奴だ」
「じゃあ止めますか?」
「いや」
 しかしだ。それでもだというのだ。
「止めろとは言っていない」
「それじゃあ」
「このまま続けてくれ。それでだ」
「はい。それで?」
「さっきの言葉の続きだが」
「ああ、これからはですよね」
「そうだ。これからどうするのだ?」
 そのことをだ。パトリックに問うのだった。
 そしてだ。パトリックはこう答えるのだった。
「これから二人で、ですね」
「二人でか」
「幸せになりましょう」
 カティにこう笑顔で告げる。
「そうなりましょう」
「そうだな」
 カティは顔をまた赤らめさせてだ。パトリックの言葉に頷いた。不死身のパトリックは長い戦いの後で意中の相手を手にしたのである。
 アレルヤは二人でいた。ソーマ、つまりマリーと共にだ。
 そのマリーがだ。彼に言うのだ。
「ねえ。これからは」
「うん、戦いも終わったし」
 二人でだ。地球を旅しながら話をしていた。二人が今いるのは荒地だ。 
 その荒地を進みながら。彼女に話すのだ。
「これからはね」
「二人で、よね」
「うん、二人で場所を見つけて」
「そこで」
「二人で生きよう」
 こう話すのだった。
「静かに。平和に」
「そうね。これからはね」
「僕達はずっと一緒だよ」
 こうも言うアレルヤだった。
「もう離れることはないよ」
「私も」
 マリーも言う。
「アレルヤと離れたくない」
「そう言ってくれるんだね」
「私達もこれからずっと一緒だから」
「そう。だからね」
「一緒にね」
「暮らそう。その場所を見つけて」
 二人はやがて大平原に家を建てそこで牧場を開き暮らすようになった。彼等もまた彼等の幸せの中に落ち着くことができたのだ。
 沙慈はルイスと二人で学校に通っていた。その中でだ。
 ルイスにだ。こう言ったのである。
「ねえ」
「どうしたの?」
「また。宇宙に行かない?」
「宇宙に?」
「そう。宇宙を旅しよう」
 こうルイスに提案する。
「これからはね」
「そうね」
 ルイスも微笑んでだ。彼のその言葉ニ応えて言う。
「それじゃあ」
「星達を見よう」
 だからだ。旅をするというのだ。
「平和になったこの銀河をね」
「ええ。そうしましょう」
 こう応えてだ。そのうえでだった。
 ルイスは沙慈にこんなことを言ってきた。
「私ね」
「ルイスは?」
「あの時、ガンダムに襲われた時」
 ネリーのだ。理不尽な襲来を受けた時のことだ。
「許せなかった。憎んだわ」
「そうだよね。君のその手は」
「ええ、なくなってしまって」
 それ故にだ。憎んだというのだ。
「家族も何もかもを失って」
「けれどそれでもだったね」
「こうして。また沙慈と一緒にいられて」
「僕と」
「よかったわ」
 こう言うのであった。
「だから。これからは」
「うん、二人で」
「生きていきたいの」
 彼を観て。そのうえでの言葉だった。
「それでいいかしら」
「僕も」
 そしてそれはだった。
「僕もそうしていきたいよ」
「沙慈も?」
「だから。これからはね」
「ええ。二人で」
「生きていきましょう」
 こんなことを話してだ。彼等もだった。
 二人で未来を見ていた。明るい未来を。
 刹那はロックオンと共にいた。その彼に言うのだった。
「戦いは終わったな」
「この世界でもな」
「ああ。しかしな」
「まだだ」
 刹那は無表情のまま応えた。
「俺達はまだだ」
「戦わないとならないか」
「いや、見るのだ」
「見る?」
「確かに戦いは終わった」
 刹那もこのことは認める。
「しかし。この戦いが終わっただけでだ」
「別の戦いはか」
「また起こる。その時にだ」
「俺達が必要か」
「戦う必要がある」
 それでだというのだ。
「俺達はこうしてだ」
「ガンダムマイスターであり続けなければならないか」
「そういうことだ」
「わかった」
 ここまで聞いてだ。ロックオンもだ。
 静かに頷き。そうしてだった。
「じゃあな」
「行くぞ」
「わかった」
 こうしてだった。二人は次の戦いを見ているのだった。
 スメラギはだ。その彼等が乗る舟の中でだ。
 フェルトにラッセ、イアンにミレイナに話すのだった。
「さて、連邦軍に入ることになったけれどね」
「それでもですよね」
「結局のところやることはですね」
「同じですよね」
「そういうことですよね」
「そうよ。ガンダムマイスターと一緒にね」
 戦うというのだ。
「そうするわよ」
「戦いがなくとも任務を続けるですね」
「それが平和を守る為にすること」
「だからですよね」
「それで」
「そういうことよ。じゃあ出航よ」
 スメラギは笑顔で告げた。
「偵察エリアにね」
「了解」
「わかりました」
 こんな話をしてだ。彼等も任務に向かうのだった。平和を守る為に。

マジンガーZ
 甲児は学校でだ。
 さやかとボス達にだ。こんな話をしていた。
「平和だとなあ」
「平和だと?」
「何かあるだわさ?」
「身体がなまるよな」
 言うのはこのことだった。
「どうもな」
「それがいいんじゃない」
 さやかはその甲児にこう言った。
「戦っていないってことだから」
「それもそうか」
「そうよ。それに身体がなまるんだったら」
「喧嘩?」
「それでやんすか?」
 ヌケとムチャがここで言う。
「兜にそんなこと言ったらそれこそ」
「大変でやんすよ」
「その通りだわさ。こいつはすぐ暴れたがるだわさ」
 ボスもそのことを指摘する。
「だから喧嘩はボスが相手するだわさ」
「駄目よ、そんなの」
 さやかがそのボス達をすぐに止める。
「だから。スポーツでね」
「スポーツなあ。じゃあ今から陸上でもするか?」
「マラソンでもしたら?身体がなまるんなら」
「ああ、そうするか」
 甲羅児もこう応える。そんな話をしてからだ。
 研究所に戻るとだ。シローが兄に言ってきた。
「お帰り、博士達がさ」
「んっ、どうしたんだ?」
「新しい発明考えたんだって」
 そうなったというのだ。
「弓博士と一緒にね」
「パパが?」
「そうだ。実はだ」
 その弓博士が出て来た。後ろには三人の博士達もいる。
「画期的なものができたのだ」
「空気から水を作る機械じゃよ」
「それの改良版がな、今日な」
「完成したのじゃよ」
 せわし、もりもり、のっそりの三人の博士達が笑顔で話す。
「それから真空から大気を造る技術もじゃ」
「これでコロニーも随分と楽になるぞ」
「どうじゃ、凄いじゃろう」
「ああ、確かにな」
 甲児もだ。その話を聞いてだ。
 笑顔でだ。こう返すのだった。
「何か凄い話だよな」
「そうだわさ。もうこれからはだわさ」
「コロニーは今まで以上に楽になるでやんすよ」
「何よりですよね」
 ボス達も笑顔で話す。
「いや、平和になってだわさ」
「そんな凄い発明が出て来るでやんすな」
「これからは」
「そうだ。平和になって終わりではない」
 それは弓博士もわかっていた。
「これからだ」
「ああ、じゃあ俺もな」
「私達もね」
 甲児もさやかも笑顔で話す。
「これからもな」
「平和の為に頑張るわ」
 マジンガー達を見ての言葉だ。魔神達は今度はだ。平和の為にその力が使われるのだった。

グレートマジンガー
 鉄也はジュンに話していた。
「さて、俺はこれからはな」
「どうするの?」
「甲児君や大介さん達と同じだな」
「平和の為にね」
「ああ、働いていく」
 そうすると決めたのだった。
「具体的にはグレートマジンガーで」
「あれを使って?」
「作業をしていきたい」
「戦いに使ったあの力で」
「今度は平和や発展の為に築いていきたい」
 そうした建築物をだというのだ。様々な。
「美術館や博物館もな」
「そうね。私達はこれまで戦いしか見ていなかったけれど」
「これからは違うのね」
「平和と。その他のものを見て」
「生きましょう」
「そうしよう」
 これが二人の選択だった。彼等も平和の道を歩んでいた。

UFOロボグレンダイザー
 大介は牧場でひかるとマリアに話していた。
「僕はここにいて」
「牧場で働きながら」
「それでなのね」
「皆と一緒に働くんだ」
 彼もまたこう言うのだった。
「グレンダイザーの力で」
「平和の為に」
「そうするのよね」
「平和になって終わりではないからね」
 だからだというのだ。
「災害もあるだろうし」
「そうね。ダイザーの力で災害に向かえば」
「それだけで多くの人が救われるわ」
「戦う相手は戦争だけじゃない」
 その他のものもあるというのだ。それこそがだった。
「災害もまた」
「そうよね。だから私も」
「あたしもね」
 ひかるとマリアも笑顔で応えてだった。
「大介さんと一緒にね」
「また戦うわ」
「これからの相手は軍でも宇宙怪獣でもない」
 それならば。何かというと。
「災害やそうしたものだ」
「ではその災害に対しても」
「勝つわよ」
 彼等も希望を見ていた。見上げる空に曇りはない。何処までも奇麗な青い空だった。

ゲッターロボ
 竜馬は隼人と武蔵に話していた。
「じゃあ今からはだ」
「ああ、ゲッターをな」
「本来の目的に使おうぜ」
「ゲッターは本来惑星開発用のロボットだった」
 言うのはこのことだった。
「それならな」
「わかっている。これからはな」
「その為に働こうぜ」
「そうだ。その通りだ」
 早乙女博士もその彼等に話す。
「我々の仕事はこれからだ」
「そうよね。本当にね」
 ミチルもここで言う。
「戦いが終わってからが」
「本番なのだ」
「ええ、博士わかってます」
「だからこそ俺達は」
「これからも」
「皆で力を合わせてだ」
 博士から両手を差し出した。
「共に戦おう」
「はい、じゃあ」
「これからは」
 彼等も手を重ね合わせる。そうして誓い合うのだった。

ゲッターロボG
 弁慶はジャック、そしてメリーと話していた。
「俺もな」
「そう、一緒デスね」
「リョウ達と一緒に」
「四人でやってくことになったからな」
 こうだ。彼等とバットを振りながら言うのだった。
「これからもずっとな」
「ミーも一緒デーーーース」
「及ばずながら私も」
「ああ、頼んだぜ」
 笑顔で彼等に返す弁慶だった。
「これからもな」
「戦いは終わりマシタ」
 それはジャックも言う。
「けれどそれでも」
「そうよね。私達がやることはね」
「はじまったばかりだよな」
「その通りデーーース!」
 これがジャックの言いたいことだった。
「だから油断は禁物デーース」
「兄さんもそう言ってるし」
「ああ、余計にな」
「気を引き締めてね」
 そのうえでだと。メリーも弁慶に話す。
「やっていきましょう」
「この野球だってな」
 弁慶は野球の話もした。
「油断したら怪我するしな」
「そうね。じゃあ」
「さて、油断せずに楽しむデス」
 ジャックはまた言った。
「皆で!」
「ああ、それじゃあな」
「皆で。楽しみましょう」
 戦いが終わり彼等も本来の目的に向かっていた。そうした意味でだ。彼等はあらたな戦いを見てそれに向かっているのである。

真!!ゲッターロボ 世界最後の日
 ゴウ達三人も元の世界に戻っていた。その世界でだ。
 ゴウがだ。ケイとガイに対して言っていた。
「向こうの世界もこっちの世界もな」
「ええ、そうね」
「平和にはなったな」
「真ドラゴンもまた眠りに入ったしな」
 それでだ。どうかというのだ。
「これで俺達も一旦休憩だな」
「けれどゴウ」
 ここでケイがそのゴウに言う。
「また戦いがあるかも知れないわ」
「そうだな」
 ガイもケイのその言葉に頷く。
「火種はどうしても出て来るものだからな」
「だから。私達の戦いは」
「ああ、それはわかってるさ」
 ゴウもだ。それは承知しているというのだ。そのうえでの言葉だった。
「けれど。それでもな」
「今は、ね」
「とりあえずはか」
「ああ、少し休もうぜ」
 微笑んでだ。仲間達に話した。
「次の戦いまではな」
「ええ、そうね」
「少しの間でもな」
 ケイもガイも彼のその言葉ニ頷く。こうして彼等は今は束の間の休息に入るのだった。

勇者ライディーン
 洸がライディーンの石像を見ながら言う。
「これでまた一つ」
「そうだ。戦いが終わった」
「そうよね」
 神宮寺とマリが彼のその言葉に応えて言う。
「一つの大きな戦いがな」
「銀河を巻き込んだ戦いがね」
「宇宙怪獣もいなくなったんだ」
 洸は満足している顔だった。
「これでライディーンも」
「はい、また長い眠りにつきますね」
「戦いが終わりましたから」
 麗と猿丸もいる。二人も微笑んで言うのだった。
「たた。私達はまだ」
「やることが一杯ありますよ」
「そうだな。復興の為にな」
「学校にも行かないといけないし」
 神宮寺もマリもそれはわかっていた。
「俺達はまだこれからだ」
「やることが一杯あるから」
「そうだよな。俺達は休めないよな」
 洸は笑顔で言った。
「まだまだこれからなんだ」
「ああ。じゃあ今はライディーンと少し別れてな」
「それで。私達のすることをしましょう」
「そうしよう」
 神宮寺とマリの言葉に頷いてだ。洸は再び歩きはじめるのだった。

超電磁ロボコンバトラーブイ
 四ッ谷博士がロペットに言っていた。
「コンバトラーはこれからな」
「災害や復興支援や救護活動に使うんですね」
「それと惑星開発じゃ」
「戦い以外の目的にですよね」
「戦いが終わってそれでお役御免ではない」
 博士は楽しそうに話す。
「むしろじゃ」
「これからですか」
「あの連中の働きもこれからじゃ」
「コンバトラーチームも休めませんね」
「いやいや、今は安んでもらう」
 このことはしっかりと言う博士だった。
「しかし。それでもじゃ」
「まだまだ働いてもらうんですか」
「勿論御前もじゃ」
 ロペットにも言うのだった。
「これからじゃ」
「働くんですね、私も」
「嫌か?」
 ロペットの声の調子からだ。何となく察して問うたのである。
「嫌なら別にいいが」
「いえ、私がいないとコンバトラーは合体できないじゃないですか」
「ならばじゃな」
「はい、私も一緒です」
 こう言うロペットだった。
「皆さんと」
「うむ、それでこそれじゃ。それでじゃ」
「それで?」
「飲むか?」
 言いながらだ。酒と杯を出してきた。
「美味いぞ、これは」
「私ロボットだから飲めませんよ」
「ははは、そうじゃったな」
「そうですよ」
 こんな話をしてだった。彼等もこれからを見ていた。
 そしてコンバトラーチームは。今海辺にいた。
 そこで制服姿で並んで立ってだ。それぞれ言うのだった。
「戦い終わったなあ」
「そうですたい」 
 大作が十三の言葉に応える。
「けれど問題は山積みですたい」
「そや。だからわい等まだまだ働らかんとあかん」
「そうです。だからですね」
 小介もここで話す。
「また。僕達は」
「コンバトラーと一緒にやな」
「働くことになりますばい」
「そういうことです」
「じゃあ豹馬」
 ちずるはその豹馬に対して言った。
「これからもね」
「ああ、一緒にな」
「ずっと一緒よ」
 ここでだ。ちずるは強く出た。
「私達ずっと一緒だからね」
「わかってるよ。俺だってな」
「豹馬も?」
「ずっと一緒にいたいからな」
 こうだ。ちずるに対して言うのである。
「ちずるとな」
「えっ、それって」
「いいよな、それで」
 豹馬はその顔を少し赤くさせてちずるに言った。
「俺と。一緒にいてくれて」
「うっ、うん」
 ちずるの顔は真っ赤になっていた。その真っ赤になった顔で。
 豹馬のその言葉に頷いて。それからだった。
「ずっとね」
「ああ、いような」
 二人もやっとだった。お互いに言えたのだ。未来を見ながら。

超電磁マシーンボルテスファイブ
 ハイネルがだ。健一達に言っていた。
「では余はだ」
「これからボアザンで」
「皇帝を継ぐんでごわすな」
「兄さんはそれを選んだんだね」
「そうだ」
 その通りだとだ。健一と大次郎、日吉に話すのである。
「余が皇帝となりそうしてだ」
「ボアザンを建て直して」
「そのうえで真の意味で誇り高い国にする」
「そうするんだよね」
「その通りだ。ボアザンの真の誇りを取り戻す」
 その決意を今言うハイネルだった。
「例え何があろうともだ」
「だからか。その角を」
「片方切ったのね」
 一平とめぐみはそのもうない左の角を見ながら言った。
「あんたの決意の表れとして」
「そのうえで」
「そうだ。ボアザンの貴族と平民」
 その二つがあってだというのだ。
「貴族の誇りと平民の力。余はこの二つを以てだ」
「ボアザンを正しい国にする」
「そうしてくれるでごわすか」
「今から」
「そうだ。そして健一」 
 弟を見ての言葉だ。
「御前達地球の者達ともだ」
「そう、俺達もまた」
「共に歩もう。過去の過ちを忘れずに」
「そう、今私達は未来の前にいる」
「後は。その道に足を踏み入れて」
 健太郎と光代も言う。
「後は。共に進むのだ」
「地球とボアザンだ」
「そう、我等は一つなのだ」
 ハイネルにもわかったことである。
「ならばだ。共に歩もう」
「兄さん、じゃあ」
「うむ。またボアザンに来るのだ」
 微笑んでだ。ハイネルは弟達に告げた。
「余もまた地球に来よう」
「そしてそのうえで」
「共に明るい未来を歩もう」
 ハイネルが皇帝になりだ。ボアザンは確かに歩みはじめていた。地球と共に。真の誇りと共に。

闘将ダイモス
 メルビが話していた。
「こうしてだ。我々はだ」
「そうだな。念願の共存共栄に再び立てた」
「長くかかったけれど」
 京四郎とナナがメルビに応えて言う。
「一連の戦いが終わったからな」
「もうこれでね」
「そう。そしてだ」
 ここでだ。メルビは一矢とエリカを見た。そのうえでまた言うのだった。
「君達もだ」
「ああ、俺達もな」
「これで」
「幸せになることだ」
 こうだ。微笑んで告げたのである。
「それが地球とバームの未来を築いていくことだ」
「愛が未来を築く」
「そうなんですね」
「その通りだ」
「そうだな。それでだが」 
 ここで和泉博士が言う。
「リヒテル提督は。姿が見えないが」
「ああ、リヒテルはな」
「どうしたんだ、それで」
「兄さんは」
「あらためてバームの国家元首になることになった」
 それもまた決まったというのだ。
「選挙で選ばれてな」
「そうか。リヒテルもか」
「未来を築く為に」
「そうだ」
 ここでだ。そのリヒテルの声がした。そしてだ。
 モニターに彼の姿が出て来た。そのうえで彼等に言うのである。
「竜崎一矢、そしてエリカよ」
「リヒテル、御前もまた」
「歩まれるのですね」
「そうだ。御前達は御前達の道を歩み」
 そのだ愛によって築かれる未来をだというのだ。
「余もまた進もう」
「バームと地球の未来にだな」
「そうだ。そうする」
 こうメルビにも答えるのだった。
「それが余の出した答えだ」
「そうだ。君はそうするべき男だ」
「バルマーと地球の為にだな」
「歩むことだ。では私もだ」
 そのだ。ハレックもだというのだ。
「共に歩もう」
「ではお嬢様」
 マルガレーテがエリカに言う。
「これからも」
「はい、そうしましょう」
「一矢さんとお二人で」
「歩いていきます」
「じゃあエリカ」
 一矢もだ。晴れやかな笑顔で彼女に言う。
「俺達はこれからも」
「例え何があろうとも」
「一緒だ」
「はい、永遠に」
 二人で言い合いだ。笑みを浮かべ合うのであった。地球とバームの未来もこれからだった。幸せな、本当の意味でのそれがはじまるのは。


エピローグ2   完


                                         2011・7・16
  
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧