真剣で軍人に恋しなさい!
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『武神VS軍神』
前書き
やっとこ受検が終わりました! 筆記は自信無し、面接は日本語がおかしかった覚えしか無い……
まあ、あと残すところは卒業式と合格発表です。 その為、今日は午前から午後に掛けて卒業式練習です……メンドイ
んな事はさておき、本編ドゾ
あの後、犯人共は先生等に引き渡して解決となった?
そして今、久しぶりに川神院に来ている……と言うか、連れてこられた
「なんかジジイが司桐に話があるってさ~」
そうすっか……なんじゃろね?
◇
「百代姉さんの相手…をですか?」
「ああ。百代には決闘を止めていたが、そろそろ限界が近いようでのぅ……儂が相手をしてもいいのじゃが、何しろ疲れるし」
おいコラジジイ、最後本音だよな? ま、鉄心さんも苦労してるしな……
「いいですけど、神谷屋のどら焼きで手を打ちましょう」
神谷屋のどら焼きは、一見普通のどら焼きと変わらないが、小豆の甘さといい生地の味やふんわり感が普通のと違く、とても美味い! これはクマちゃん情報
「むぅ……まぁいいじゃろう。では明日の決闘頼んだぞ」
こうして姉さんとの決闘と言う名の死合いが決まった
◆
「ハァ……」
「司桐、何度めの溜息だ? 何かあったのか?」
大和に心配されるとは……落ちたものだな
「いんや、眠いな~ってな」
てきとうな言い訳で誤魔化す……あれ? 誤魔化す必要ないんじゃ?
「……何かあったら言ってくれよ?」
「おう、たまには舎弟の胸を借りるとしますかねぇ~」
「……司桐×大和……ポッ///」
はいソコ変な妄想しなーい!
大和に心配されながらも、何事もなく放課後になった
◇
んあ~!! やっぱ止めときゃ良かった……銃に関しては負ける自信は無いけど、拳同士は勝てる自信が無い……
「USAに帰ってもっと高性能なコンピュータを使わないとダメで~~す!!」
川神院から何やら外人が逃げるように出てきた……誰?
「では……入ってこい!」
鉄心さんから声が掛かり、道場内へ入る
「どうせ、さっきみたいな雑……司桐?」
「ほぉ~姉さんの舎弟であり軍人の俺を雑魚呼ばわりかい?」
黒のジャージを腰に巻き、黒のタンクトップになる……その腕には数え切れない程の傷跡が残っている
「愚弟からの挑戦、勿論受けてくれるよな?」
ニィッ と口の端をつり上げて笑みをこぼす
「お前、だってあんなに嫌がって!」
「あん時はあん時、今は今…それじゃあ納得出来ないか? ……さあ、数年分の埋め合わせをやろうか」
「司桐……その言葉、後悔するなよ…?」
後悔ならさっき済ませてきた!
「ああ!(ヤッベェ…姉さんハイになってんな……俺、生きて帰れるかな)」
互いの拳が強くぶつかると同時に軽い衝撃波が起きる
「……さぁ、私を愉しませてみろ司桐!」
「姉さんのは、一撃でも喰らったら…致命傷なんだって!」
姉さんから放たれた攻撃を弾くか躱すしか出来ないでいる……相殺? 無理無理。んな事したら手、持って行かれるし
ガキィンッ!
まるで金属同士がぶつかり合うような音をたてる両者の拳と拳……それに百代のテンションは更に高まってきていた
「さあどうした! もっと来い司桐!」
「だが断る! って言えればラクなんだけどなっ!?」
眼前を足が掠った……危ねぇ、頭持って行かれるとこだった……
「ほう…反応速度は上々らしいな……だが!」
百代は司桐との距離を一瞬の間に詰め――
「待ってたさ……百代姉さん」
数センチ後方に下がり、体全体を後ろに回すようにしつつ、そのまま振り切る――!!
「何っ!?」
百代が警戒した時には既に遅く、司桐のサマーソルトキックの直撃を喰らう
「グッ!?」
「悪いね…『気』、使わせてもらうよっと!」
手を銃の用な形を作り、指先に気を集中させる……そして、放つ
「ッ!?」
百代のすぐ脇を通り、後ろの壁に小さな穴が空く
しかし百代は驚愕の表情をした……何故なら
「お前、何で……『気』が使える……?」
鷹槻司桐は、気 が使えないはずだった
「いんや~、ヒュームの親父っさんにしごかれてな……うん、何度死にかけた事か……」
少なくとも5、6回は走馬燈を見た……人間じゃねえよアノ人
「ふ、ふふふっ……」
百代は突然不適な笑い声をこぼしはじめた
「なら遠慮は要らないなぁ! 司桐、互いに上り詰めようか!」
ヤッベ……姉さん完全に上がって制御困難状態……これ、ゲームじゃないけど詰んだな
大和、骨は拾って置いてくれよ
「両者、そこまでじゃっ!!」
突如、鉄心が二人の間に入り込み、攻撃を止める。その行動に百代の顔が一気に不機嫌なものへと変化した
「なんだよジジイ! 私と司桐の時間を奪うなよ!」
「これ以上やっても決着がつかなそうなのでな……それに陽が落ちてきておる。残念じゃがここまでじゃ」
鉄心さん……goojob!
「ブーブー! ジジイ、ハゲジジイ!」
姉さんは不機嫌MAX(?)だし……あ、こういう時って確か――
「姉さん、後で俺の部屋に来るよ~に! んでは銭湯行ってくる!」
母さんから習った事は言ったし、銭湯行こ
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