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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第五十一話 消されたトイズその一

          第五十一話  消されたトイズ
 金髪を左右でロールにさせると共にまとめ黒いリボンで縛っている。目は青く大きい。幼いが勝気そうな顔をしており背はかなり低い。警察の青い制服を着ている。
 緑のショートヘアに紫の元気そうな輝きを放つ目を持っている。明るく威勢の良さそうな表情がボーイッシュな顔立ちをさらによくしている。青のショートパンツに白いシャツ、青い警察の上着だが胸がかなり目立っている。背も高い。
 黒髪をロングにしており目はとび色だ。和風の顔立ちで優しげだがそこには凛とした真面目なものがある。スカートが巫女の袴の様になっている警察の制服を真面目に着こなしラケットを持っている。
 ライトパープルの長いやや波がかった髪にヘアバンドの様にイヤホンを着けている。紫の目は寝起きの様であり表情もそんな感じだ。丈の長い制服の下はピンクのひらひらとしたスカートに派手な装飾のある白いシャツと紐のタイだ。
 その四人が部屋に入るといた。亜樹子はその四人を見てまずはこう言った。
「何ていうか。凄い警察やな」
「そうだな。この世界では高校生でも警察になれるのか」
 照井はその四人を見てこう言う。特にだ。
 責任者と思われる席に座っている金髪の少女を見てだ。こう言うのだった。
「この娘なんかまだ中学生だろ」
「えっ、小学生やろ」
 亜樹子はこう言う。
「小さいし顔もそんな感じやし」
「小学生で警官か。探偵でもいたがな」
「おったおった。まぼろしとか何とかな」
「鉄人使う子供もいたな」
「皆学校も行かんと何しとったんやろな」
「この娘もそんなのだろうな」
 そんな話をしていた。しかしだった。
 その金髪の少女からだ。むっとした顔で二人にクレームが来たのだった。
「さっきから好き勝手言ってくれてるけれどあんた達何なのよ」
「俺か。警察だ」
 ここで警察手帳を出す。それを見てだ。
 四人共だ。驚いた顔で見合って話をしだした。
「えっ、かなり若いけれど警視正!?」
「こりゃ相当手柄立てた人か!?」
「そうみたいですね。神津さんみたいな方でしょうか」
「多分。エリート中のエリート」
 ライトパープルの少女だけは驚いた顔ではない。だがだった。
 四人共だ。同時に照井を見て問うたのだった。
「警視正さんが何のご用件ですか?」
「怪盗帝国関連で何かあったんですか?」
「それで私達に要請でしょうか」
「ここに来た理由は」
「ああ、まずはその神津さんってのはいるか?」
 照井は四人の少女達に対してこう返した。
「あんた達が噂のG4だな」
「はい。この天才美少女警官明智心衣が」
 金髪の少女が言う。自分の席から必死に背伸びしている感じで。
「G4のリーダーです」
「銭形次子、射撃とメカ担当です」
「長谷川平乃です。武道担当です」
「遠山咲。電子担当です」
「敬語なのが気になるな」
「あの、お名前は」 
 心衣が照井に問うた。
「何と仰るんですか?」
「照井竜だ。話せば長くなるが」
 こう前置きしてからだ。照井はG4の面々に名乗った。
「あんた達に協力を頼みに来た」
「協力、ですか!?」
 平乃は照井の今の言葉にだ。目をしばたかせてから問い返した。
「あの、怪盗帝国じゃないんですか?」
「怪盗帝国とも縁があるがな」
「そうなのですか」
「ただ。敵はあの連中じゃない」
「縁があるというのにですか」
「話せば長くなるのはさっき言ったがな」
 照井はまたこの言葉を出した。
「とにかくだ。俺達はあんた達に協力を要請したい」
「それ警察としてですよね」
 次子も首を傾げさせながら照井に問い返した。
「そうですよね」
「そうだ。警察としてだ」
「あたし達に協力をですか」
「その為にここに来た。それでだが」
「詳しいお話を聞かせてくれますか」
 咲はその照井を見ながらこのことを要請した。
 
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