ポテト投げたら爆発したwww
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祖父はいつまでも元気である
「なんだかんだで面白そうなことになってんじゃねぇか」
祖父はそういって周りを見渡した
「面白くねぇよ」
「おい、そこら辺のジャガイモ小僧、ジャガイモよこせ」
「俺ぇ?!」
広人が自分を指差して言った
「「お前じゃねーよ」」
俺と祖父はそろって突っ込んだ
じいちゃんは、唖然呆然する同級生からジャガイモが入ったバケツを奪った
「さぁ、戦争に終止符打ってやらぁ」
そういって祖父は、鉄棒を指さした
「あの鉄棒の右側のもち手にこのジャガイモ打ち込めたら、お前ら戦争やめろ。その代わり、俺がかすりもしなかったら、戦争を始めろ」
祖父は、右手にジャガイモを持った。みんなはこう思ったに違いない。「こんなじじぃに何ができる」と。しかし、ここでやってくれるのが、俺の祖父なのだ
ビュン!!
祖父が投げたジャガイモは、すごいスピードで、見事、鉄棒の右側のもち手にぶつけた
ドオーーーーンッ!!!!
大きな音と地響き、そして爆風。鉄棒は跡形もなく壊れた
「どうだ、決めて見せただろ?ジャガイモ小僧たち、こんなくだらねぇことはやめろ。このジャガイモにはこんな破壊力があるってわかったろ?現代は平和なんだ、少しは平和をありがたく思え、クソガキども」
すると、みんなはジャガイモを捨て、一目散に校門を出て、逃げていった。叫びながら、泣きながら、とにかくみんな帰っていった。
そう、戦争は終わったのだ
生徒たちはみな保護され、ジャガイモは化学処理班が処理した
祖父は逮捕されるかと思ったら、たたえられた
祖父はワイルドなのだ
スギちゃんはヘタレなのだ
アーノルドシュワレツネッガーは、もう、筋肉ムキムキではないのだ
↑ターミネーターの人ね
「ふ~ん・・・・広人の周りにはすごい人がたくさんいるねぇ。広人は幸せものだねぇ」
校舎の窓から、校庭を見ていた広子は、そうつぶやいた
「お前はどうなのか?」
広子は、後ろから聞こえた声に振り返った
「さァ、わからないねぇ・・・・・」
「ふーん・・・・PTT戦争、防がれちまったぞ」
「いいねぇ、もともと学校でこんなことさせるつもりはなかったねぇ。まァ、邪魔が入ったというべきかねぇ」
「山本洋介、その兄大輔、そしてその父、科学者の山本伸介。そして俺の父、伊集院仁・・・・・・」
「わァ、たくさんいるねぇ・・・・」
「全員邪魔なやつだ。俺たちの計画には排除するべき存在だ」
「まァ、私がやってみるねぇ、排除、すればいいねぇ?」
「あぁ」
そして、広子はクスッと笑って、歩き出した
後書き
じいさん、ばあさん、長生きしてくれよ・・・・・
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