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スーパー戦隊総決戦

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第十九話 最強最後のマシンその六

「今がその時だ」
「そうね、デカレンジャーの最後の切り札」
「皆、あれを出すぞ」
「了解!」
 六人もそれに応える。
「デカベースロボだ。それにだ」
「それに?」
「まだ何かが」
「そこにスーパーデカレンジャーロボを合体させる」
 そうするというのである。
「それでいいな」
「そうね。相手が相手だし」
 デカスワンがそれを見て頷く。
「ここはね」
「それしかない」
 そしてだ。デカマスターの言葉に六人も頷く。
「よし、やりましょう!」
「八人の力を合わせれば」
「そして全てのマシンを合わせて」
「その力で最後の戦いに」
「勝つその為に」
「やりましょう!」
「そうだ、デカベース発進!」
 デカマスターが指示を出す。
「それではだ。行くぞ!」
「スパーデカレンジャーロボもね!」
「合体だ!」
 こうして今でカベースとスーパーデカレンジャーロボが一つになりだ。そのうえで戦う。
 ここでだ。鏡の前に二人来た。それは。
「そうか。テツも」
「皆も」
 何とだ。デカブライトとデカゴールドが来ていた。
「よくやっているな」
「元気そうで。本当に」
「えっ、貴方達は」
「あの宇宙で活躍している」
「そうだ。我々もだ」
「ここに来させてもらいました」
 二人はこう一同に挨拶をした。
「テツの成長を見る為にだ」
「私を助けてくれたあの人達の戦いを見させてもらう為に」
「その為に来た」
「ここに」
「左様ですか」
 テトムが彼等のその言葉に応える。
「では。席をすぐに用意しますので」
「済まない」
「それでは」
 こうして彼女達も戦士達の戦いを見守ることになった。その目の前の鏡の中ではだ。
 デカレンジャー達の巨大ロボがだ。今その勇姿を見せていた。
「スーパーデカベース」
「発進!」
 マジレンジャー達もだった。彼等も今家族の力を合わせていた。
「マジレジェンドだけではだ」
「それでは勝てはしないわ」
 ウルザードとマジマザーが言う。
「五人だけではだ」
「わかるわね」
「はい、八人全員の力を合わせて」
 マジシャインが最初に応える。
「そうしてですね」
「その通りだ」
「八人全員よ。だから」
 こうしてだった。その力を合わせる。既に五人はレジェンドマジレンジャーになっている。そのうえで、であった。今力を合わせるのだ。
 トラベリオンとそのマジレジェンドが合体する。
「いいね、皆!」
「はい!」
「はじめてだけれど」
「それでも今は一つに!」
「マジレジェンド以上の力で!」
「この戦いに勝つんだ!」
 五人がマジシャインの言葉に応える。そこにウルカイザーも来る。
 
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