ヘタリア学園
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第千六百六十三話 またパートナーに
第千六百六十三話 またパートナーに
本当に色々な苦労を重ねてきたリトアニアは今はロシアとは一緒に住んではいません。独立してそれでいつもあの彼と一緒にいます。
「何か今はね」
「俺の方がフォローしてね?」
「あはは、そうだよね」
「昔と逆だしーーーー」
こんな話をしながらいつも一緒にいるのです。リトアニアとポーランドはお家こそ別々ですがそれでもです。今は一緒にいられるようになっています。
そのことが嬉しくてです。リトアニアはこう言うのでした。
「やっぱりポーランドといるとね」
「俺もリトといると」
二人で勉強や学校のお仕事をしながらにこりとしています。二人共です。
「何か違うんだよね」
「しっくりくるしーーー」
二人はまた一緒になれたことが幸せで仕方ありません。しかしです。
「あの、僕は」
ラトビアはです。完全に忘れられています。
そのリトアニアがポーランドと一緒にいてエストニアがフィンランドと一緒にいるからです。この人は完全に孤立してしまっているのです。
「誰かお友達になってくれません?さもないと」
ロシアの存在が気になって仕方ないのです。
そんなラトビアですがリトアニアもポーランドもエストニアも気付いてくれません。果たしてこの人にパートナーができる日はあるのでしょうか。
第千六百六十三話 完
2010・10・19
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