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仮面ライダーガッチャード  奇蹟のパワー

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第五章

「そちらの仕事に入る」
「頑張れよ」
「俳優として化かす、では今はな」
「ああ、あいつ等が出て来るのを待とうな」
「そうする」
 こうした話をしながら今は待つことにした、一ノ瀬達はこのことを知らずパーティーを満喫した。だが。
 パーティーが行われている頃鳳桜=カグヤ=クォーツが街を彼独特の傲然としながらも嫌味のない態度で歩いているとだった。
 その前に三人の少女が来た、彼はその三人を見て表情を変えず言った。
「お前達は確か」
「ええ、一度は死んだわ」
「土に戻ったわ」
「そうでしたわ」
「また造られたか、いや」
 鳳桜はすぐに違うと察して言った。
「人間として生まれ変わったか」
「ええ、そして私達をそうしたのは」
 アトロポスが話した。
「神よ」
「神か」
「そう言えばわかるかしら」
 クロトーは鳳桜を見据えて彼に告げた。
「貴方も」
「その時に神に言われましたの」 
 ラケシスも話した。
「私達をどうして人間に生まれ変わらせたのか」
「ホムンクルスだった私達をね」
「そうしたのかな」
「色々ある様だな」 
 鳳桜はそのことを察して言った。
「ではだ」
「ええ、今からね」
「話させてもらうわ」
「まずは貴方に」
「聞こう」
 鳳桜はいつもの態度で応じた、そうしてだった。
 三人の話を聞いた、そのうえで彼女達に言った。
「あいつのところに行くぞ」
「りんねのところに」
「宝太郎のところに」
「スパナのところに」
「そうだ、案内する」
 こう告げて三人を連れてある場所に向かった、その時パーティーを終えた一ノ瀬達は錬金術アカデミーに入っていた。
 そのうえで錬金術のことをホッパー1達を見つつ話していたが。
 そこに鳳桜が来た、そのうえで言った。
「やはりここだったか」
「あれっ、クォーツどうしたのかな」
「客だ」
 鳳桜は自分に顔を向けた一ノ瀬に答えた。
「三人だ」
「三人?」
「お前達がよく知っている者達だ」
「というとまさか」
「そのまさかだ」
 クロトーがこの言葉と共にアカデミーに入るとだった、アトロポスとラケシスも入って来た、三人の姿を見て誰もが驚き。
 その中からだ、ミナトが言った。
「土に戻ったが」
「人間として生まれ変わったのよ」
 アトロポスが答えた。
「僕達はね」
「そうなのね、それで今ここに来てくれたのね」
「そうだよ、りんねにもまた会えたから」
 ここでだ、アトロポスは九堂に応えて微笑んで述べた。
「嬉しいよ」
「もうお別れだと思っていたけれど」
 それでもとだ、九堂は言った。 
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