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夢幻水滸伝

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第四百話 ブエノスアイレス会議その十五

「あれや、某スナイパーが穿いてるしな」
「十三番目の」
「他にも気持ち悪いホモ漫画でな」
「ホモはええとして」
「穿いてるの見てな」
 そうしてというのだ。
「物凄い拒絶反応持ってるんや」
「今もですか」
「白ブリーフは変態さんの証やともな」 
 その様にもというのだ。
「思ってるわ」
「そこまでですか」
「ああ、そやからな」
「ブリーフはですね」
「絶対に穿きたくないしな」
 それにというのだ。
「見ることもな」
「嫌ですか」
「ちょっとな」
「そういえばあのスナイパーブリーフですね」 
 セプルベダも言ってきた。
「連載開始当初は別にです」
「ブリーフ普通やったな」
「そうでしたが」
「昔はズボンで下着のラインが出るとな」
「ブリーフやったりしたそうですね」
「そやけどそれが嫌や」 
 どうにもというのだ。
「そのホモ漫画がほんま気持ち悪くてな」
「ブリーフはお嫌ですね」
「ああ、もうあのスナイパーもな」
「ブリーフやない方がええですね」
「ほんまそう思うわ、まあ下着がええなら」
 インペルはあらためて話した。
「それでな」
「ええですね」
「ほんまな」
 こうしたことも話した、その中で軍隊にはしっかりと軍服も配給した。そうしたこともして戦に備えたが。
 戦がはじまる直前にだ、インペルは二人に話した。
「劣勢なのは事実やが」
「それでもですね」
「全力で戦いますね」
「とことん戦ってな」
 そうしてというのだ。
「完全に勝負あったになるまでな」
「諦めない」
「そうして戦っていきますね」
「そうしよな、物資は充分にある」
 そちらはというのだ。
「そして食料もや」
「勿論お肉もあります」
 セプルベダは笑って話した。
「それもたっぷりと」
「ステーキにも出来るな」
「無論です」
「お野菜も果物もあって」
 リョサはそうした食料の話もした。
「缶詰や干物、ピクルス等もあります」
「保存食もな」
「少なくとも食べる分には困りません」
 そうだというのだ。
「僕達も」
「それやとな」
「ほんま完全に勝負ありまで」
 その段階に至るまでというのだ。
「戦えます」
「そやな」
「そうですさかい」
 だからだというのだ。
「劣勢でもです」
「簡単に諦めんで戦おうな」
「そうしていきましょう」
 こう話してだった。
 三人はアレンカールとの戦に入った、そしてその戦を経て彼等もアレンカールの仲間になったのである。


第四百話   完


                   2025・5・1 
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