夢幻水滸伝
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第四百話 ブエノスアイレス会議その四
「これから」
「そや、仲間になったんや」
「一緒にご飯を食べて」
「そうもしてな」
それでというのだ。
「親睦、絆をや」
「深めていきますか」
「これからは毎日会ってな」
そうしてというのだ。
「そのうえでや」
「ご飯を食べますか」
「出来る限り一緒にな」
「朝昼晩と」
「それぞれの家でな。どないや」
「ええですね」
「それは」
セプルベダもリョサも笑顔で応えた。
「ほなです」
「今から食べましょう」
「それでメニューやが」
インペルはこちらの話もした。
「アルゼンチン名物のな」
「こっちの世界のですね」
「そのアルゼンチンのですね」
「ステーキや」
二人に笑顔で話した。
「サラダにスープにな」
「ステーキですか」
「やっぱりな」
何といってもという口調での言葉だった。
「お肉食べんとな」
「そしてお肉やとですね」
「ステーキやな」
リョサに話した。
「そやな」
「アルゼンチンはそうですね」
「自分等もそうやろ」
「はい、やはりお肉です」
リョサは笑顔で応えた。
「そしてお肉と言えば」
「南米特に南部はな」
「牛肉です」
「こっちはラマやカピバラも食べますか」
セプルベダは自国であるチリの話をした。
「やっぱりです」
「お肉はな」
「牛肉ですね」
「獣やモンスターの肉を食べても」
「第一は牛肉です」
「それで分厚い牛肉のステーキをな」
それをというのだ。
「これからな」
「皆で食べますか」
「そうせんか」
「ええですね」
セプルベダも笑顔になった、そのうえで応えた。
「ほなお願いします」
「僕もです」
リョサも言ってきた。
「ほなです」
「三人でステーキ食べような」
「そうしましょう」
三人で話してそうして昼はだった。
そのまま宮殿の中の食堂に移りそこで昼食となった、インペルの言った通りにステーキがメインだったがサラダにスープそれにオードブルはというと。
「魚介類多いな」
「そうやな」
リョサはセプルベダの言葉に頷いた。
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