黄金バット 第五十九話 メインインブラック尼崎の暗闘
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第一章
黄金バット
第五十九話 メインインブラック尼崎の暗闘
兵庫県尼崎市、この街に夜突如としてあの男が現れました。
「メンインブラックだ!」
「駅前に出たぞ!」
「何をするつもりだ!」
「今回は線路も駅も破壊する」
メンインブラックは駅前の普段は一番賑やかになる場所にいます、そのうえで不敵に笑って言うのでした。
「そうなればどうなる」
「くっ、街の交通は滅茶苦茶だ」
「駅も線路も破壊されるとな」
「そして路線全体に影響する」
「大変なことになるぞ」
「メンインブラックはそんなことを考えているのか」
人々はそのお話を聞いて驚愕しました、魔人はやるといったことを必ずやります。そうした存在だからです。
誰もが恐れ戦きました、このままでは駅も線路も破壊されます。そうなれば本当に大変なことになってしまいます。
ですが魔人はとても強力な超能力を使います、ちょっとやそっとではとても勝てません。それでなのでした。
皆どうしたらいいか困りました、しかし駅や線路が破壊されては本当に大変なことになりますし魔人の好き勝手にさせると他にも何をするかわかりません。
それであまりにも強力な魔人にです、尼崎の人達は老若男女関係なくそれぞれの中にある勇気を必死に振り絞って出してでした。
バットや包丁、モップに竹刀、木刀、スコップに農具とそれぞれが武器になるものを手にしてそうしてでした。
メインインブラックの前に来て言うのでした。
「皆でやっつけるんだ!」
「メンインブラックを倒せ!」
「駅も線路も守るんだ!」
「僕達のそして皆の鉄道を守るんだ!」
「よくぞ来た」
魔人はその尼崎の人達を見て楽しそうに笑いました。
「そして戦うか、ならば受けて立とう」
「負けてたまるか!」
「魔人も皆で戦えば勝てる!」
「普通の人間も集まれば強いんだ!」
「皆で勇気を出して戦うんだ!」
そんな魔人に対してです、皆それでも戦おうとします。そしてあまりにも強大な魔人を囲んで一斉にかかろうとしたその時にです。
ページ上へ戻る