新ヘタリア学園
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第四千二百十七話 奈良というと
第四千二百十七話 奈良というと
ドイツは奈良時代のお料理を食べつつ言いました。
「奈良県は柿だな」
「はい、名物です」
日本はまさにと答えました。
「秋になりますと」
「実るな」
「とても美味しいです」
「昔は甘いものはな」
「こうしたものは非常に高価でしたので」
日本も唐菓子を食べています、そのうえでの言葉です。
「ですから」
「それで甘いものというとだ」
「果物でして」
「そして奈良県なら柿だな」
「そうでした」
「それで干し柿もあるよね」
イタリアも言ってきました。
「あれも美味しいね」
「ああしたものもです」
「皆食べていたんだね」
「お菓子が高価だった頃は」
「奈良時代も柿を食べていたんだね」
イタリアは白酒を飲みつつ言いました、奈良といえば柿で皆なら時代から食べていたのは間違いありません。
第四千二百十七話 完
2025・6・30
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