| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

新ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第四千二百十六話  二リーグ制になるまでは

第四千二百十六話  二リーグ制になるまでは
 アメリカ、中国、イギリス、フランスの連合国の面々はあらためて阪神タイガースの歴史を見てみてあることに気付きました、それはどういったことかといいますと。
「二リーグ制まで本当に強いな」
「一リーグ制の頃はあるな」
「むしろ巨人より強くねえか?」
「特に昭和二十年代前半な」
「そうなんですわ」
 大阪も否定しません。
「藤村さんがいまして」
「そうだな」
「ダイナマイト打線もあったある」
「強打者がずらりと並んでな」
「物凄かったな」
「それが毎日にごっそり引き抜かれて」
 それでというのです。
「二リーグになりますと」
「打線が一気に弱くなったな」
「それ以来ずっと打線が弱くなったある」
「極端なピッチャー偏重チームになったな」
「打たないと勝てないからな」
「ダイナマイト打線といいましても」
 大阪は苦しそうに言いました。
 実はその強力打線は二リーグ制までのことだったのです、阪神は長い間打線は弱いチームになったのです。


第四千二百十六話   完


                 2025・6・29 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧