スーパー銭湯美人
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第二章
仕事が終わるとだ、如月は神流をある場所に連れて行った、そこは会社から歩いて行ける距離にあり。
「スーパー銭湯ですか」
「そう、ここがね」
鈴子はまさにと話した。
「東京の温泉よ」
「そうですか」
「そう、今から入りましょう」
「わかりました」
神流は如月の言葉に頷いてだった。
一緒にスーパー銭湯に入った、すると。
「サウナに露天風呂に」
「お肌にいいお風呂もあってね」
「いいですね」
神流は如月と共に肌にいい風呂の中に入りつつ話した。
「とても」
「そう、だからね」
「東京に温泉はないですが」
「まさに温泉と言うべきね」
「スーパー銭湯があるんですね」
「東京だけじゃなくてね」
如月はさらに話した。
「今は日本のあちこちにあるから」
「スーパー銭湯が」
「温泉に行けなくても」
それでもというのだ。
「こうしてね」
「スーパー銭湯に行ってですね」
「お肌を奇麗に出来て」
神流が望む様にというのだ。
「それでね」
「他のこともですね」
「楽しめるわ」
「肩凝りとかも治りますね」
「そうよ、だから奇麗になりたいなら」
そう思うならというのだ。
「スーパー銭湯に行くこともね」
「いいことですね、それじゃあ」
神流は笑顔で言った。
「これからも」
「スーパー銭湯に行って」
「お肌を奇麗にして」
そうしてというのだ。
「そのうえで」
「美人になるわね」
「そうなります」
笑顔のまま言った、そしてだった。
神流は定期的にスーパー銭湯に通った、そうして肌を奇麗にした。そうして美人だと言われるのだった。
スーパー銭湯美人 完
2025・6・19
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