夢幻水滸伝
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第三百九十五話 パンパの野戦その二
「ここはね」
「僕が十万の兵で合流して」
「私はアルゼンチンの西ですね」
「それぞれお願いね」
「はい、それでは」
「その様に」
二人はそれならと頷いてだった。
軍の方針を決めた、こうしてセスペデスがアレンカールの軍と合流することになった。だがこれで終わらず。
アレンカールは今度はペルーからチリを攻めているニキータとアルゲダスにも貝殻で連絡を入れた、そのうえで話した。
「そのままね」
「南下ですね」
「そうしていけばええですね」
「街を一つずつね」
「占領していき」
「無理はしないことですね」
「そっちは山ばかりやから」
そうした地形だからだというのだ。
「補給には気を付けてね」
「確かに補給に苦労しています」
「輸送に」
二人もそれはと答えた。
「道が険しいので」
「海に頼っています」
「そやからね」
「徐々にですね」
「進むことですね」
「そう、そしてね」
その様に進んでというのだ。
「確実に進んでね」
「そうしていきます」
「こちらは」
「そしてね」
アレンカールはさらに話した。
「補給に支障が出そうなら」
「進まへんことですね」
「絶対に」
「そうよ、もう捕球に支障が出たらね」
そうなればというのだ。
「その時点で終わりやから」
「そやからですね」
「徐々に進むことですね」
「山の中をね」
アンデスのそこをというのだ。
「そうしてね。あと獣やモンスターも結構いるから」
「はい、確かにです」
「結構多いです」
ニキータもアルゲダスもそうだと答えた。
「軍で進んでいましても」
「度々遭遇します」
「そして戦になります」
「空でもです」
「グリフォンやヒポグリフも出てね」
こうしたモンスター達もというのだ。
「厄介でしょ」
「そうなっています」
「どうしても」
「そこも気を付けてね」
二人に話した。
「くれぐれも」
「そうしていきます」
「これからも」
「そうしてね、兎に角焦らないでね」
その進軍はというのだ。
「それで宜しくね」
「そうしていきます」
「こちらは」
二人もそうすると答えた、ペルー方面の戦略はそれで決まった。そのうえで話が終わるとアレンカールは今度は。
水軍のインファンテそしてエチェニケ東西の彼等に同時に連絡を入れた、そして彼等とも貝殻で話した。
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