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金木犀の許嫁

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第六十六話 良心を待ちながらその六

「それでみたいよ」
「そうですか」
「まあ実はね」
 真昼はこうも話した。
「作者のロフティングさんアメリカに移住して」
「アメリカで暮らしていて」
「当然食べるものも」
 これもというのだ。
「同じメニューでもね」
「アメリカで作ったものですね」
「だからね」 
 そうであってというのだ。
「そのせいかも知れないけれどね」
「美味しそうに読めるのは」
「そのことはね」
「そうですか」
「兎に角イギリスは」
 この国はというと。
「食べものはね」
「駄目ですね」
「そうなのよ」
「そうしたお国ですね」
「ええ、けれどね」
 それでもと言うのだった。
「日本はね」
「美味しいですね」
「食べものがね」
「だからですね」
「残さないで」 
 それでというのだ。
「食べられるわ」
「そうですね」
「だからね」
 それでというのだ。
「白華ちゃんもね」
「残さずですね」
「食べてそうしてね」
「お寺で頑張って」
「忍術もね」
 こちらもというのだ。
「頑張ってね」
「そうします」
「そしてね」
 真昼はさらに話した。
「健康もね」
「ずっとですね」
「そうであってね」
「健康第一ですね」
「やっぱりね」
 何と言ってもというのだ。
「人間はね」
「健康であることですね」
「そうでしょ」
「はい」
 白華も確かにと頷いた。
「そのことはです」
「何といってもね」
「第一です」
「だからね」
 それでというのだ。
「健康はね」
「大事にします」
「最初にね」
「本当にまずはですね」
「健康なのよ」
 夜空は白華に話した。
「それで身体にいいものもね」
「食べることですね」
「そう、しかしイギリス料理ってね」
 夜空はあらためてこの国の料理の話をした。
「ちゃんと作ったら美味しいっていうから」
「元は悪くないですね」
「食材が普通で」
 そうであってというのだ。 
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