ハッピークローバー
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第百六十八話 最後日の開始その十六
「次の日してきた生徒が少ないって怒って」
「暴力振るうなら」
「言語道断で」
そう言うべきだというのだ、だが日本ではこうした輩が教師として大手を振って歩いているのが現実だ。
「最低最悪だよ」
「本当にそうね」
「そんな顧問の先生がいる部活なんてね」
「すぐに辞めるべきね」
「絶対に碌なものじゃないし」
「いい影響も受けないわね」
「自分も暴力受けたら」
そうなればというのだ。
「確実に悪影響受けるから」
「暴力を受けたら痛いし」
「トラウマも受けるから」
だからだというのだ。
「本当にね」
「いたらいけないわね」
「確実にアウトだよ」
「そんな部活は」
「何でもこの顧問体育館か何の使い方の説明会があって」
それでというのだ。
「自分は立って部員達にはね」
「また馬鹿なことさせたのね」
「説明会の間ずっとね」
最初から最後までというのだ。
「正座させたそうだよ」
「ずっとなの」
「一時間の間ずっとね」
「拷問ね、もう足が痺れてね」
留奈はそうしたことをさせる教師に対してこれ以上はないまでに軽蔑の目を向けて冷めきった口調で言った、
「お話耳に入らないでしょ」
「そうだよね」
「それじゃあ説明会出てる意味ないじゃない」
「お話が耳に入らないならね」
「そんなこともわからないのね」
「そんな馬鹿がね」
そう言うしかない輩がというのだ。
「顧問だから」
「本当に碌なものじゃないわね」
「いい鉄は釘にならなくて」
「いい人は学校の先生にはならないわね」
「もうどうしようない位ね」
そう言っていいまでにというのだ。
「人格も能力も酷い」
「大学出てもね」
「ヤクザ屋さんになるしかない様なのが」
そう言うしかない輩がというのだ。
「コネとかでね」
「なるものよね」
「だからね」
「まともな先生がいても」
「そんなのがね」
「なって」
「そんなことするんだ、最低最悪なのが先生でいることがね」
そうした事態がというのだ。
「本当に日本は多いから」
「そんな先生が顧問の部活だとね」
「どうしてもその活動がしたいならいいけれど」
その部活に所属してもというのだ。
「他の場所で出来たり他にしたいことがあるなら」
「辞めることね」
「冗談抜きにトラウマにもなって」
「部活自体に拒否反応持って」
「運命も悪くなるから」
そこまでのものだからだというのだ。
「本当にね」
「入るものじゃないわね」
「女の子だったらね」
伊東は嫌そうに話した。
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