るーみっくキャラオールスター対大谷翔平選手
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最終話 戦いが終わってその五
「そうだった筈だ」
「ほんまな」
「しかし高校野球はな」
「甲子園でやるって決まってるな」
「毎年そうなっている」
「春もやってな」
「夏もだ」
「どうせやったっらな」
右京はどうにもという顔で述べた。
「東京ドームでええやろ」
「しかしそれだとね」
小夏が右京に言った。
「高校野球じゃないわね」
「ああ、甲子園でやらんとな」
「春もそうだけれど」
「高校野球って感じせんな」
「甲子園だからなのよね」
「ほんまええわ」
「他の球場だと違う感じがするわ」
かごめは右京達の話を聞いて考える顔で述べた。
「確かに」
「そうよね」
「東京ドームでも他の球場でも」
「ぴんとこないわね」
「どうしても」
「甲子園じゃなかったら」
小夏は言った。
「確かに高校野球って感じしないわ」
「だからね」
「地獄のロードは仕方ないのね」
「もうね」
そのことはというのだ。
「仕方ないわ」
「そうなのね」
「ええ、だからそのことは受け入れて」
高校野球で甲子園を使うことはというのだ、そして夏にそこから地獄のロードを迎えることもというのだ。
「やっていくしかないわ」
「難しいわね」
「同じ関西にあってもある」
シャンプーも難しい顔で話した。
「神戸や大阪の球場は違うある」
「インパクトが違うのよね」
「そうある」
しのぶにまさにと答えた。
「想像してもある」
「京セラドームで選抜とか」
「どうも違うある」
「絵にならないわね」
「これがグリーンスタジアムでもある」
この球場でもというのだ。
「やっぱりある」
「絵にならないわね」
「そうある、あの球場だからある」
「絵になるわね」
「そうあるよ」
「日本一の球場だからな」
弁天はきっぱりと言い切った。
「もっと言えば世界一かもな」
「言えますわね」
小太刀は弁天の言葉を否定しなかった。
「確かに」
「そこまでの球場だよな」
「使わせて頂きわかりましたわ」
「その素晴らしさがな」
「まさに日本一いえ」
小太刀は自分の言葉を訂正した。
「世界一といいましても」
「通じるな」
「甲子園は」
「だから高校野球もな」
選抜もというのだ。
「あそこでないとな」
「なりませんわ」
「そうなんだよな」
「それならね」
あかねは解決案を出した。
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