るーみっくキャラオールスター対大谷翔平選手
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最終話 戦いが終わってその一
最終話 戦いが終わって
一連の試合が終わり東京に帰った一同は面堂の家に集まって映画のそれよりも大きな大画面で阪神のオープン戦を観戦していた、だが。
横浜に負けたのでだ、まずはラムが言った。
「今年もっちゃね」
「それは言うな」
あたるが応えた。
「もうな」
「言ってもっちゃね」
「そうだ」
だからだというのだ。
「もうな」
「言わないことっちゃね」
「それにまだオープン戦だ」
あたるはこうも言った。
「まだだ」
「これからっちゃね」
「そうだ」
まさにというのだ。
「肩ならしだぞ」
「しかしその肩ならしが気になるんだよな」
犬夜叉は腕を組んで言った。
「やっぱり色々出るからな」
「そうよね」
桜も頷いた。
「やっぱりね」
「チームの状況がな」
「キャンプの後の仕上がり具合とか」
「監督の采配とかな」
「出るから」
「大事だぞ」
オープン戦もというのだ。
「その中身もな」
「そうよね」
「そういえばね」
早雲はこう言った。
「オープン戦最下位でね」
「ペナントもですね」
「最下位だった」
「そんなこともあるんですね」
「実際に」
「阪神もあったよ」
メガネとチビ、コースケにカクガリの四人に話した。
「他のチームでもあったしね」
「そう考えるとですね」
「尚更ですね」
「オープン戦も馬鹿に出来ない」
「そうですね」
「そうも言えるよ、ただ今年もね」
早雲はこうも言った。
「投手陣は期待出来るね」
「そっちはいつもやな」
テンは早雲の言葉に頷いた。
「阪神は」
「そうだね」
「先発中継ぎ抑え全部揃っててな」
そうであってというのだ。
「ほんまな」
「安心出来るね」
「そっちはな」
実際にというのだ。
「安心出来るわ」
「そうなんだよね」
「それがな」
テンはさらに言った。
「打線になるとな」
「いつも不安だね」
「今の試合かてな」
今目の前で終わったそちらの話もした。
「まともに打ってへんからな」
「貧打は伝統か?」
良牙は本気で思った。
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