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夢幻水滸伝

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第三百八十九話 カリブ海の海賊その七

「売るで」
「そうしますね」
「それで魚介類もそうして」
 缶詰に加工してというのだ。
「他にも加工してな」
「売りますね」
「そしてな」 
 そのうえでというのだ。
「漁業は養殖もやるで」
「魚介類の」
「ああ、真珠かてな」
 これもというのだ。
「やるで」
「真珠の養殖ですか」
「ああ、あれも出来るやろ」
「何でも日本で行っているとか」
「やってるで、伊勢の方でな」
 そちらでとだ、船員に話した。
「それで収益を得てるわ」
「そうですね」
「それでな」
 そうであってというのだ。
「こっちもな」
「真珠を養殖して」
「売るで、養殖をしたら漁もよりもな」
 それを行うよりもというのだ。
「安定して漁獲出来て安全やしな」
「やるべきですね」
「カリブ海は海の獣やモンスターも多いからな」
 そうした海域だからだというのだ。
「それでな」
「養殖で安全にですね」
「収入得られる様にするわ、勿論獣やモンスターは退治していって」
 そうしてというのだ。
「数は減らすで」
「そうしますね」
「絶滅はさせんけどな」
「そうなのですね」
「それは生態系を崩して」
 そうなりというのだ。
「問題が起こるさかい」
「減らす位ですね」
「漁師の船の装備を強くして」 
「そうもして」
「安全性を高めてな」
 そのうえでというのだ。
「漁をやってもらうし」
「そのうえで退治も行って」
「そうしていってな」
「安全な漁業にしていきますか」
「出来る限りな、まあ多いと言っても」 
 カリブ海の獣やモンスター達はというのだ。
「大陸の街や村の外よりはな」
「少ないですね」
「そうですね」
「アマゾンやとな」
 こちらよりはというのだ。
「もうな」
「獣やモンスターが密集していて」
「しかも凶悪で」
「恐ろしい場所ですね」
「サハラ砂漠もそうですが」
「あそこはな」
 それこそというのだ。
「そんなとこでな」
「カリブ海は遥かにですね」
「危険が少ないですね」
「環境もな。嵐や台風があっても」
 それでもというのだ。 
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