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ヘタリア学園

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第千五百八十四話  会長になる資格

第千五百八十四話  会長になる資格
 実はオーストリアさんもかつて生徒会長をしていたことがあります。そのことを話すとです。
「普通にさせてもらっていましたが」
「そうですよね。まあ昔の上司のお話が出たりしましたが」
「それでもやらせてもらっている間は何もなく」
「はい、本当に」
 いつも通りハンガリーがオーストリアさんの話を聞いて頷いています。
「ただ。あまり大きな国はなれませんから」
「つまり私は今は小さな国ということですね」
「人口はそれ程ではなくなりましたね」
「はい、確かに」
 今ではハンガリーの方が若干多い程です。オーストリアさんは今は人はあまり多くはないのです。
「それでさせてもらったのですが」
「けれどそれを考えたらタイさんはオーストリアさんの六倍位はいますよ」
 ハンガリーはここでこのことを言いました。タイは人口は結構多いのです。太平洋では他に多い人がこれでもかといますけれど。
「それでもなんですね」
「国の豊かさもありますしね」
「色々な方面からチェックされるんですね」
「それで大きいと駄目です」
「日本さんやドイツさんは絶対に駄目なんですね」
「はい、イタリアもです」
 枢軸の三人も少なくとも駄目なのでした。こうした辺りのチェックは中々以上に厳しいのです。けれど韓国は何故か今生徒会長です。


第千五百八十四話   完


                                       2010・9・7
 
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