るーみっくキャラオールスター対大谷翔平選手
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第十話 関西巡りその十一
「そやな」
「俺が変身したら流石に俺の方が大きいがな」
パンスト太郎はこう言った。
「変身してだからな」
「普通やとな」
「大谷選手の方が大きいな」
「絶対にな」
「本当に二メートルないか」
パンスト太郎も思うことだった。
「あの人は」
「あってもおかしないな」
「ああ、本当にな」
「それであそこまで体格あるとな」
テンはそれならと話した。
「動き遅いな」
「普通はな」
冥和が頷いた。
「そうだな」
「そやけどあの人足も速いしな」
「守備の動きもいい」
「それが有り得へんわ」
「全くだな」
「ワン」
惣一郎も確かにと鳴いて頷く、響子はその彼を見てそのうえで言った。口調はいつも通り穏やかなものだ。
「惣一郎さんもそう考えてるみたいね」
「犬が見てもやな」
「あの人はそのことも有り得ないわ」
「投打二刀流でな」
「あの体格であの動きもね」
「ほんま有り得へんな」
「大体日本人でそんなに大きいなんてな」
竜之介は思った。
「滅多にいねえしな」
「二メートルあるとしたらね」
三鷹は竜之介にも応えた。
「プロレスラーや力士さんでもね」
「相当だよな」
「ジャイアント馬場さんみたいだよ」
こう竜之介に話した。
「そこまでいくとね」
「そうだよな」
「力士さんでもね」
「それだけだと相当だよな」
「二メートルあるとね」
実際にというのだ。
「そうだよ」
「やっぱりな」
「しかもあの人余分な贅肉もないね」
「全くな」
竜之介もそうだと答えた。
「そうだよな」
「それだけ練習をしてね」
「食いものにも気を付けているんだな」
「そうだよ」
まさにというのだ。
「あの人はね」
「そのことも凄いな」
「今日みたいな食べ方はしないんだね」
魔挟人は自分達のことを振り返って話した。
「あの人は」
「する筈がないわね」
渚が応えた。
「好き放題食べたりとか」
「食べる量は多くても」
「ちゃんと考えて」
そうしてというのだ。
「食べているわね」
「カロリー計算とかもしてね」
「絶対にそうね」
「そこまでしてですね」
了子はここまで話を聞いて述べた。
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