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ライブジャスティスシリーズ

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闇の蠢くハイウェイ決戦

ヴェエ……ヴェエ……ゲヘ……ゲヘ……

エースロイドとアルカノイズの密集する高速道路、完全に封鎖されたこの場所に向かって正義のエンジンが鳴り響いていた。

ブオオオオオオオオオオウォンウォンウォンウォオオオオオオオオ!!グオオオオオオオ!!

6台のマシンに乗ったセカンドチームが向かってきた。それぞれ敵の群れを確認しつつ、戦闘態勢を取る。

セブン「総員、攻撃開始!!」

ガシャン!!キュイィィ!!

セブンのかけ声と共に総員武装を展開、敵の群れに突っ込んだ。

セブン「エメリウムランチャー!!ファイヤ!!」

ウィンダムのサイドから展開されたミサイルポットからエメリウムエネルギー入りのミサイルが敵に発射。

ドッゴーーーン!!

爆発と共に敵は消し炭となった、その背後から左右に日本刀を持った翼が敵をまるでブレイクダンスの如く切り裂いていく。

テイルブルー「道を空けなさい!!この雑魚!!」

ダブルチェイサーを翔りながらウィリー走行で敵をウェイブランスを刺突させて敵を撃破するテイルブルー、さらにバーナビーもASTが使用していたディバイトランチャーのカスタムモデルをホルスターから取り出して敵を銃撃する。

エンブレム「みんなやるじゃない、私たちも負けてられないわ。行くわよ、キッドちゃん」
キッド「望むところです、ボクだってライブジャスティスですから!!」

エンブレムは左手で炎の玉を錬成し、敵に投げつける。投げつけた炎が敵を無慈悲に焼き払い、消滅へと追い込む。キッドはそれに追撃する形で周囲の高速道路に散らばったテイルブルーの刺突の際の水を利用する形で雷を落とす。敵は内部から破壊された。

マックス「さあ、見せてやろうぜ。メビウス」
メビウス「僕たちの力なら、絶対に勝てる!!!」

覚悟と共にダッシュバードから重力光線を発すると敵を圧倒的な圧力で潰す、その上からガンフェニックスが炎の剣を展開し、急降下と共に敵の大群を一掃する。

セカンドチームの活躍により、占領された高速道路は解放された。

そして彼らの目の前には…………


ギギギギギギギギッ!!

マシンを止めた先には大破したライブジャスティスの調査車両の残骸、その上に腰を下ろすのは…………

全員「ゾアアアアア…………」

得体の知れない空気と威圧感を放つ。

セブン「ヤツが、アーマードダークネス…………」
テイルブルー「何者なの…………」

するとアーマードダークネスはギガバトルナイザーを手にし、無言で向けた。

キュイィィ!!

セブン「!!皆、伏せろ!!」

ドォ!!!!

突如としてギガバトルナイザーから漆黒の荷電粒子砲が放たれ、セカンドチームに直撃をするその刹那…………

バゴォ!!

翼「!!!!」
テイルブルー「翼ああああああああ!!」

翼が直撃を受け、装甲の一部が破損する。

翼「ゴフッゴフッウグッ…………」

大量の吐血をしながらも日本刀を手に立ち上がる。

翼「貴様…………」
バーナビー「この、この野郎オオオオオオ!!」

拳を握りしめ、激情に駆られたバーナビーがシステム強化のされた脚部による連続の回し蹴りを行う。

バーナビー「グラビティテンション!!オールバック!!」

脚部に疑似重力波を纏わせ、アーマードダークネスを蹴り上げる。

だが…………

バーナビー「そんな…………」

攻撃を片手で受け止められ、至近距離でギガバトルナイザーからあの攻撃を繰り出そうとする。

バリバリバリバリバリ!!ゴオオオオオオ!!

キッド「させないよ!!」
エンブレム「アタシたちを甘く見ないでちょうだい!!」

炎攻撃による牽制を火球を何度も投げつけて継続する。

テイルブルー「サポートするわ、キッド」
キッド「ありがとう、それじゃあ行くよ!!」

バリィ!!」

水を纏ったウェイブランスに雷の力加わり、水雷一体の渦潮のドリルを錬成しながらテイルブルーはアーマードダークネスに突撃する。

テイルブルー「ウェイブサンダードリル!!」

ドッ!!

ギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリ!!

アーマードダークネスの背後にウェイブランスが突き刺さり、徹底的なまでに装甲を削っていく。

ガキン!!

アーマードダークネスの装甲が貫通し生身の背中が露わになる。捕まえたバーナビーを解放し隙を見せた。

セブン「終わりだ!!」

セブンがワイドショットを構えようとした瞬間…………

ジャキン!!

セブン「!!!!」

ギガバトルナイザーから三つ叉のブレードが展開する。

ガン!!

地面に突き刺しと同時に周囲から多数の次元が出現し、そこからギガバトルナイザーを振り回す。

ガガガガガガガガガガ!!

セブン「ああああああああ!!」

ギガバトルナイザーのブレードがセブンの身体を四方から突き刺す。

その場に倒れ込むセブン、その圧倒的力の前にセカンドチームは完全に追い込まれてしまった。

翼「お前は…………本当に人間なのか…………」

そしてアーマードダークネスその仮面を外す。

翼「ッ!!」

その素顔は…………

訃堂「この程度の力で、護国を成すとは…………誠に遺憾だ。強さこそ強国、強さこそ防人、そう伝えたはずだがな…………

翼…………」

翼「おじい…………様…………」

 
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