| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

るーみっくキャラオールスター対大谷翔平選手

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第八話 中華街でその十五

「皆で頑張ろう」
「先生もですね」
「勿論だよ」
 一も二もない返事だった。
「全力でね」
「そうされますね」
「だからね、皆でね」
「大谷選手を目指して」
「よくなっていこう」
「それじゃあ」
「いい先生だね」
 五代は先生の言葉を聞いて言った。
「誠実で真面目でね」
「はい、色々ずれていても」
「いい先生です」
 ミホとリカが答えた。
「優しくて公平で」
「皆何だかんだで慕っています」
「そうだね、そう思うとね」
 ここで五代はこうも言った。
「乱馬君達の学校の校長先生はね」
「最悪だな」
 その乱馬が言ってきた。
「今ここにはいねえけれどな」
「そうだね」
「生徒をいじめることが生きがいなんだよ」
「その為には何でもするんです」
 あかねも語った。
「本当に」
「最低過ぎてな」
「私達も呆れています」
「最近大人しいけれどな」
「油断出来ないわよね」
 乱馬とあかねは二人で話しもした。
「正直言って」
「お前人質にしたことあったしな」
「磔みたいにしてね」
「お前自力で逃れたけれどな」
「あんな先生そうはいないわよ」
「温泉はそうしたことはしないからな」
 面堂は腕を組んで冷静に述べた。
「遥かにいいな」
「うむ、色々やられたがな」
 あたるは自分がしたことさらに言えば常に反撃をしていることは棚に上げてそのうえで険しい顔で話した。
「そこまではしないな」
「それだけいいな」
「全くだ」
「というかだ」
 その温泉マークも言うことだった。
「風林舘高校は大丈夫なのか」
「ああいうのが校長でだよな」
「そうだ、聞いているとな」
 そうすると、というのだ。
「恐ろしいな」
「そういうのが校長なんだよ」
 乱馬はさらに言った。
「しかも九能先輩と小太刀の親父だよ」
「そのことは聞いたがな」
「親父としてもな」
「とんでもないな」
「ああ、うちの親父並だぜ」
「だから何故そこで言う」 
 玄馬は人間の姿で抗議した。
「貴様という奴は」
「いや、言われても仕方ないです」
 四谷がその玄馬に言った。
「お話を聞いていますと」
「そうか?」
「はい」
 まさにというのだ。
「どうも」
「そうだよ、この親父も最低なんだよ」
 乱馬はあらためて言った。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧