るーみっくキャラオールスター対大谷翔平選手
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第七話 六甲おろしその十四
「最早」
「変化球で一六三キロだったな」
九能はこのことを話した。
「僕も観て驚いたが」
「そんなものが現実にあるのか」
殺生丸も思うことだった。
「果たして」
「普通はない」
「そうだな、私もそう思う」
「その普通でないことをしてみせるとはな」
「それが大谷選手ということだな」
「恐ろしいことだ」
「あの俊足なら刺すことは無理だ」
ムースは言い切った。
「並以上のプロの人でも」
「走っても速いからな」
鋼牙も言った。
「ホームラン出なくても長打を打たれるとな」
「一気に進塁されるだ」
「最悪ランニングホームランだってな」
「有り得るだ」
「そうした意味でも滅茶苦茶だな」
「大谷選手は」
「滅茶苦茶な能力過ぎるだろ」
りんねが見てもだった。
「つくづくな」
「勝てない人だな」
あたるが応えた、焼肉をどんどん食べつつそうした。
「あの人は」
「考えれば考える程な」
「とんでもなさ過ぎてな」
「現実とは思えねえ」
「全くだ」
「宇宙にもいないんだったな」
「だから皆言うとは思わんか」
これがあたるの返事だった。
「もうな」
「そういうことだな」
「そうだ、あの人についてはな」
「これが本当にいないっちゃ」
その宇宙人のラムの言葉だ。
「あそこまでの人は」
「本当のバケモノよ」
ランも言ってきた。
「あの人は」
「勿論妖怪でもだしな」
犬夜叉はこう言った。
「あの人までなんてな」
「霊界にはいないの?」
あかねはりんねに問うた。
「過去の野球選手で」
「いないな」
りんねはすぐに答えた。
「ベーブ=ルースさんとかだろ」
「そう、昔の人でね」
「投打二刀流でな」
それでというのだ。
「どっちもあのレベルなんてな」
「いないのね」
「一六五キロ投げてな」
そうしてというのだ。
「あそこまでの変化球幾つも投げてな」
「打つなんて」
「打つ方もああだしな」
「じゃあピッチャーでもなの」
「あそこまでの人そういなくてな」
それでというのだ。
「バッターでもだよ」
「そうはいないのね」
「ホームラン五十四本打ってな」
そうしてというのだ。
ページ上へ戻る