るーみっくキャラオールスター対大谷翔平選手
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第七話 六甲おろしその十一
「そうするんだよ」
「じゃあそうするな」
「頼んだよ」
「誰も怪我をしないで」
おじさんはまた言った。
「笑顔でね」
「試合終わるんだな」
「そして終わったら」
それからはというと。
「いつも通りね」
「帰るんだな」
「お家にね」
「そうだよな、それがいいよな」
息子は父の言葉に頷いた。
「やっぱりな」
「そう、平和ならね」
「それが一番だよ」
「平和な、本当に一番いいな」
乱馬は心から思った。
「俺もそう思うぜ」
「僕達の日常は何かとあり過ぎる」
「そうですわね」
小太刀は兄の言葉に頷いた。
「考えてみますと」
「あり過ぎる位だ」
「不通に猫飯店にいてもある」
「騒動が寄って来るだ」
ムースはシャンプーに応えた。
「恐ろしくまずい麺が来たこともあっただ」
「あの時は何とか全部乱馬に食べさせたあるがな」
「うち等勝負ばかりやしな」
「本当に物騒だな」
良牙は右京の言葉に頷いた。
「お前ひな子先生とも揉めたしな」
「他にも色々あったわ」
「だから平和が一番だよ」
乱馬は強い声であらためて言った。
「試合をしても怪我をしなくてな」
「大谷選手もな」
犬夜叉は乱馬に応えた。
「怪我しないでずっと活躍して欲しいな」
「ああ、本当にそう思うぜ」
弁天は犬夜叉のその言葉に頷いた。
「あれだけの人だから余計にな」
「怪我していてもあれだけの成績だから」
ランは思った。
「万全の状況なら」
「投打両方で恐ろしい成績を残してくれるわ」
おユキは確信していた。
「今以上にね」
「大体三割五十四本塁打五十九盗塁なんて有り得ないだろ」
「そうですよね」
俊平は石田の言葉に頷いた。
「普通に」
「百二打点でな」
「それがリハビリ中のピッチャーの成績ですからね」
「滅茶苦茶だよな」
「じゃあ怪我をしないで」
「ずっとやっていって欲しいな」
「しかし成績見るとつくづく凄いね」
魔狭人が見てもだ。
「人間とは思えないよ」
「リアルで超人なんじゃないかしら」
蓮華はこうまで思った。
「あの人は」
「そうかも知れないですね」
タマも否定しなかった。
「あの人だけは」
「本当にね」
「あそこまでだと」
「ここぞという時にやってくれるしね」
「やっぱり勝てないな」
面堂はジュースを飲みつつ真顔で言った。
ページ上へ戻る