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八条学園騒動記

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第七百九十話 下着その十二

「神戸がね」
「一千万都市よね」
「だからそうしたお店もね」
「あるわね」
「私達の暮らす八条町は神戸にあるけれど」
「繁華街じゃないからね」
「ビル単位のお店はね」
 そうしたカラオケボックスはというのだ。
「ないわね」
「そうよね」
「カラオケボックス沢山あるけれど」
 ジュディもジュリアも確かにと頷いた。
「そこまでのお店はね」
「ないわね」
「駅前のお店がね」
 そこがというのだ。
「一番大きいわね」
「そうよね」
「あそこがね」
「ビルのうちの三階位使ってるから」
 だからだというのだ。
「あそこがよね」
「そうね、じゃああそこ行く?」
「そうする?」
 二人でアロアに提案した。
「それぞれの下着買ったら」
「その後でね」
「それじゃあね」
 アロアもそうしようと頷いた、そうしてだった。
 三人はそれぞれの下着を買った、そのうえでその店に向かうことにしたがアロアは二人に今度はこんなことを言った。
「何時間にする?」
「二時間でよくない?」 
 まずジュリアが答えた。
「それ位で」
「いや、時間あるから三時間でいいでしょ」 
 今度はジュディが言った。
「それ位で」
「三時間なの」
「そう、時間あるからね」
 ジュディはジュリアにも話した。
「だからね」
「それ位いけるのね」
「いけるでしょ」
 こう言うのだった。
「それ位は」
「そうね、時間見たらね」
 ジュリアは自分のスマートフォンを出して時間を確認してから答えた。
「それ位いけそうね」
「そうね」
 アロアも自分のスマートフォンで時間を確認して言った。
「三時間でね」
「いいわね」
「その間飲み放題ね」
「そう、飲みながら」
 ジュディは酒をとだ、アロアに話した。
「そうしつつね」
「歌うのね」
「もうね」
 それこそというのだ。
「飲んで歌って」
「楽しむのね」
「そうしてね」
 それでというのだ。
「やっていきましょう」
「それじゃあね、そういえばね」
 アロアはここでこうも言った。 
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