るーみっくキャラオールスター対大谷翔平選手
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第六話 引き続き海でその十
「母親がな」
「そういえば聞かないな」
りんねも言われて気付いた。
「こうして一緒にいてもな」
「俺もだがな」
「何なんだ?」
りんねは首を傾げさせて言った。
「母親の気配しない奴が多いのは」
「他にもいるな」
「俺だって親父はいてもな」
その鯖人を見て言った。
「どうもな」
「りんね君のお母さんとお会いしたのって」
桜は呟く様に述べた。
「ずっと後だったわ」
「俺と知り合ってな」
「ええ」
そうだというのだ。
「思えばね」
「そうだよな」
「うちは母ちゃんちゃんといつもいてくれるっちゃが」
ラムはそれでもと言った。
「弁天やおユキちゃんのお母さんには殆どお会いしていないっちゃ」
「そうだよな」
「思えばね」
弁天もおユキも確かにと頷いた。
「私達のお母さんラムと殆ど会っていないわ」
「ずっと一緒にいるのにな」
「ランちゃんのおばさんとはよくお会いしたっちゃが」
「俺は会っていないぞ」
あたるはそうだった。
「ランちゃんのお母さんにはな」
「そうよね」
ランがあたるに応えた。
「ダーリンランちゃんのお母さんにはお会いしていないわね」
「そうっちゃね、それにダーリン基本的に同年代の女の子が好きだからっちゃ」
ラムもこのことはわかっていた。
「母ちゃんにも何もしないっちゃし」
「奇麗だとは思うがな」
あたるにしてもだ。
「流石にお前のお母さんは駄目だろう」
「そうっちゃね」
「だから何度も言うが基本俺は相手がいるとだ」
「声をかけないっちゃね」
「そうだ」
「そうですね」
了子も言ってきた。
「お母様にも普通に接されますし」
「私のお母様にもですね」
飛鳥もこのことに気付いた。
「まことに」
「そうですね」
「お母さんにはですね」
「どうにも」
「それで本当にっちゃ」
ラムはあらためて言った。
「お母さんがどうなのかわからない人が多いっちゃ」
「これは不思議なことだね」
五代も言ってきた。
「僕達がそうなのは」
「こんなこともあるか」
赤城も話に入った。
「母親がいることは絶対だが」
「お父さんとね」
タコス八郎が応えた。
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