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新ヘタリア学園

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第三千九百五十一話  十一歳で

第三千九百五十一話  十一歳で
 フランス妹も好色一代男を読んでみました、そして愕然として言いました。
「じゅ、十一歳でですよ」
「凄いだろこの主人公」 
 フランスは即座に横から言ってきました。
「もうな」
「今で言うと小学生ですよ」
「その時からだよ」
「そうしたことをしているとは」
「子供の頃から興味が凄くてな」
 そうしてです。
「そこからだよ」
「恐ろしい主人公ですね」
「そこからはじまってな」 
「ずっとですね」
「滅茶苦茶だろ」
「最早です」
 妹さんはお兄さんに真顔で言いました。
「今の日本さんのハーレム作品を超えています」
「オーバーフローさん並だな」
「あちらのシリーズも大概ですが」
「こっちもかなりだぞ」 
 好色一代男は壮絶な作品です、何しろ主人公はまだ十一歳なのにそうしたことをはじめたのですから。


第三千九百五十一話   完


                    2025・2・17
 
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