ドリトル先生の長崎での出会い
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第八幕その十二
「問題はないよ」
「子供が欲しくても得られない人いるし」
「神様からの授かりものだしね」
「それで人の価値は決まらないね」
「そうだね」
「そうだからね」
そうしたものだからだというのです。
「それで人の価値を決めて駄目だとか言うのは」
「間違った価値観だね」
「どうしてもね」
「そう言うしかないね」
「同性愛もね」
このこともというのです。
「キリスト教では否定されていても」
「それも人それぞれだね」
「キリスト教以外の宗教もあるし」
「他の価値観だってね」
「あるしね」
「日本では同性愛は否定されていないね」
このことも言うのでした。
「全く」
「そうそう、本当にね」
「日本では同性愛は否定されていないよ」
「昔からね」
「そのことで罪になった人はいないよ」
「僕も否定しないよ」
先生ご自身もというのです。
「全くね」
「そうだよね」
「先生にその趣味はなくてもね」
「否定しないよね」
「全くね」
「その人の嗜好だからね」
そうであるからだというのです。
「否定する理由はないよ」
「それが駄目だとかね」
「言うことないよね」
「むしろ駄目だって言う人の方が問題だよ」
「むしろね」
「だからこの副大統領候補の人もね」
この人もというのです。
「かなりだよ」
「問題だね」
「価値観がおかしいね」
「偏見強いわね」
「どう見ても」
「そしてこの人を支持しても」
そうであってもというのです。
「やっぱりね」
「おかしいね」
「レベルが低いね」
「そう言うしかないね」
「そう思うよ、倫理もね」
支持する人達のです。
「おかしいよ」
「そう思えるね」
「本当に」
「その時点でね」
「そうだよ、おかしいことが明らかな人を支持する」
そのことはというのです。
「それが出来るのはね」
「おかしな人だね」
「同じレベルでね」
「同じ位おかしい」
「そんな人だね」
「偏見や罵倒、やりたい放題を許容してくれると思って」
そうしてというのです。
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