るーみっくキャラオールスター対大谷翔平選手
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第四話 団欒その十六
「どの人も」
「左様ですね」
四谷はシャンプーにも応えた。
「どの方も素晴らしい選手でした」
「そうあるな」
「永久欠番はこの三つですが」
四谷はさらに言った。
「他の背番号もです」
「名選手の人達が着けていたあるな」
「左様でした」
「四十四番はバースさんある」
「神様仏様バース様でした」
四谷は最強の助っ人の話にも乗った。
「素晴らしい活躍でした」
「最高の助っ人だったある」
「まさに」
「三十一番は掛布さんですわ」
小太刀はこのスラッガーのことを話した。
「ただ打つだけではなかったですわね」
「強肩と堅守もです」
「見事な方でしたわね」
「そうした意味でもです」
「素晴らしいスラッガーでしたわね」
「十六番は三宅さんが着けてな」
右京はこの番号の話をした。
「どんでんさんが着けてたな」
「岡田さんですね」
「岡田彰信さんな」
「そうでした」
「六番はな」
良牙は腕を組んで言った。
「金本知憲だったな」
「兄貴でしたね」
「ああ、最高に恰好よかったで」
「カープから来られてです」
「チームを引っ張ってクレたな」
「二十二番も忘れられないな」
九能が思ったのはこの番号だった。
「天性のホームランアーチストと呼ばれた」
「田淵紘一さんです」
「最高のバッターだった」
「左様でしたね」
「七番ならね」
なびきはこう言った。
「ジョーさんで」
「真弓明信さんです」
「あの人もよかったわね」
「まさに阪神の顔のお一人でしたね」
「元西鉄とは思えないわ」
「そこまで阪神に馴染んでくれました」
「二十九番を忘れたらいけないわ」
かすみが出したのはこの番号だった。
「井川慶さんが着けておられて」
「小林繁さんもでしたね」
「巨人に向かってくれたわ、いつも」
「因縁ある巨人と」
「素晴らしい投球だったわ」
「まことに」
「それを言うと二十八番もだろ」
弁天は強い声で言った。
「もう絶対にな」
「阪神を愛するなら忘れられないですね」
「ああ、凄かったぜ」
弁天は四谷に笑顔で応えた。
「江夏豊さんはな」
「まさに黄金の左腕でした」
「野球の歴史に残るな」
「最高のサウスポーでした」
「こうして見たら凄いチームなんだな」
畑中は腕を組んで言った。
「俺だと一番言いたいし」
「鳥谷さんですね」
「あの人だよ」
かごめに答えた。
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