新ヘタリア学園
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第三千九百二十六話 ザリガニのパイ
第三千九百二十六話 ザリガニのパイ
ふとです、フランスが日本に言いました。
「こち亀でも出ていたよな」
「はい、食べられるというお話で」
「俺が出てたな」
「ああ、食えるからなザリガニ」
イギリスも言います。
「俺も食うぞ」
「いや。君はないぞ」
アメリカはイギリスの今の言葉に血相を変えて突っ込みを入れました。
「ザリガニのパイだが」
「丸まったザリガニ達がパイの中にいるあるが」
中国も表情が変わっています。
「あれは何あるか」
「何って料理だよ」
イギリスはむっとして言い返しました。
「見てわかるだろ」
「いや、わからないぞ」
「鰊のパイや鰻のゼリー並あるぞ」
「あんなの出されて目が点にならない奴いるかよ」
「あの、私はほぼ食べないので」
日本はこう言いました、そんなお話をしながらそのうえで水槽の中のアメリカザリガニを見るのでした。
第三千九百二十六話 完
2025・2・4
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