夢幻水滸伝
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第三百七十五話 マチュピチュ会談その十二
「こちらから得られる利益はです」
「かなりのものになっているわ」
「太平洋岸でも大西洋岸でも」
両方でというのだ。
「貿易は順調です」
「勢力圏内の経済活動もね」
「活性化し続けています」
そうなっているというのだ。
「ほんまに」
「そうよね」
「そして」
それにとだ、マリアはさらに話した。
「道路、線路、橋、堤防といったものも」
「出来ていってね」
「インフラも整っています」
「植林もしているしね」
「環境もよおなっています」
「そして学校やけど」
アレンカールは教育の話もした。
「今こっちにかなりのお金使ってるわね」
「義務教育を徹底させ」
エチェニケが言った。
「子供を教育し」
「大学まで整えて」
「高等教育も充実させて」
そうしてというのだ。
「色々な研究もよ」
「行っていきますね」
「そうするわ、ほんまね」
「教育も充実させていきますね」
「それこそ村単位で小学校や中学校をもうけて」
アレンカールは具体的に話した。
「先生も置いてね」
「高校も大学ももうけて」
「やっていくわ、基本一つの村に一つの高校位はね」
「わし等が今起きた世界でいる日本の様に」
「もうけていきたいわ」
「そうですね」
「今すぐは無理でも」
一つの村に一つの高校をもうけるまでに教育の状況を充実させることはとだ、アレンカールはそれはと述べた。
「そやけどね」
「将来はそうしますね」
「そうするわ、それで今はね」
「小学校ですね」
「それをもうけるわ、義務教育は中学までにするけれど」
「まずは小学校ですね」
「それをおいて字を読めない書けない大人の人達には」
彼等のことも言うのだった。
「昔の日本みたいにね」
「勉強会を開いて」
「そうしてね」
そのうえでというのだ。
「読み書きが出来る様になっていくわ」
「そうもしますね」
「そして大学は研究機関も充実させて」
そうしてというのだ。
「そのうえでね」
「様々な研究を行い」
「そうしてね」
そのうえでというのだ。
「勢力の技術レベルもね」
「向上させますね」
「そうするわ、民間の技術を向上させれば」
そうすればというのだ。
「その分発展するしね」
「その通りですね」
マリアもまさにと答えた。
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