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夢幻水滸伝

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第三百七十二話 自信のないジェネラルその十二

「食べて」
「そうしてですか」
「そのうえで、ですか」
「お会いします」
 そうするというのだった。
「ここは」
「そうですか、では」
「今のお食事をですね」
「食べ終えます」
 まさにというのだ。
「そうしますので」
「それで、ですか」
「お会いになられますか」
「はい、それでお二人は」
 署長と警官に対して問うた。
「お食事は」
「はい、もう」
「いただきました」
 二人は即座に答えた。
「丁度二人で食べまして」
「食べ終わったところでお話が来ました」
「そうですか、では私も食べて」 
 パスタを食べつつ言う、見ればデザートにフルーツがあり冷たいぶどうジュースもあり一緒に食べている。
「そうしてです」
「それからです」
「会われます」
「すぐに食べ終わります」
 見ればパスタ、トマトとベーコンのフェットチーネは今まさに食べ終えようとしている。そしてそれを食べてだった。
 デザートも食べジュースも飲んでだった。彼は市庁舎の自室に入りそこで使者と会った。若い女のドワーフの使者は彼に一礼してだった。
 アマードも返礼した、そのうえで話がはじまった。
「それでお話は」
「はい、アレンカール様がお会いしたいと言われています」
「僕とですか」
「共にこの世界を救いたいと」
「僕を仲間として」
「そうです」
 まさにというのだ。
「そのうえで、です」
「共にですか」
「ブラジルを統一し中南米もです」
「統一して」
「そのうえで、です」
「この世界もですね」
「一緒に救おうとです」
 その様にというのだ。
「言われています」
「僕と先輩は起きた世界では仲がよくて」
 アマードはそちらの世界のことを話した。
「いつもです」
「助けられていますか」
「はい、よくしてもらっています」
 そうだということを話した。
「信頼しています」
「それでは」
「この場で返事を」
「いえ、アレンカール様が言われるには」
 自分の棟梁である彼がというのだ。
「一度お会いして」
「そうしてですか」
「コーヒーでも飲みながらです」
 話をしてというのだ。
「そのうえで決めたいとです」
「言われていますか」
「はい」 
 そうだというのだ。 
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