スーパー戦隊超決戦
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第三十二話 仕切り直しその十三
「だからな」
「どんどん飲んで食べて」
「楽しんでくれ」
アラタにも話した。
「是非な」
「それじゃあね」
アラタは笑顔で言葉を返した。
「お言葉に甘えて」
「そうしてくれ、今日は」
「お金のこともだね」
「金はある」
ドクターマンはにこりともせずに答えた、やはり笑顔を作ることは出来ず真面目な表情は決して変わらない。
「伊達にギアを築いた訳ではない」
「復活もさせたしか」
「金がなくてはだ」
ドクターマンは陣にも話した。
「結局は何も出来ない」
「それが世の中だからな」
「しかしだ」
「その金がか」
「私は持っている」
「それで今もか」
「安心してだ」
そうしてというのだ。
「楽しんでくれ」
「そうなんだな」
「かつては金のことは気にも止めなかった」
そうだったというのだ。
「それこそな」
「そういえば組織って何処もそうだな」
スタッグはこのことに気付いて言った。
「金のことは気にしないな」
「そうだな」
「何処も相当に使っているけれどな」
このことは間違いないがというのだ。
「それでもな」
「意に介していないな」
「そういえばそうだ」
「私もそうだし今もだ」
「困っていないか」
「手に入れ方は知っている」
既にというのだ。
「それも合法的にだ」
「悪事も働いていないか」
「そうだ、そこで揉めてはだ」
犯罪を犯してというのだ。
「何にもならないな」
「そんなことで捕まってな」
スタッグもそれならと応えた。
「何が出来るか」
「そうだな、それでだ」
「あんたもか」
「金の手の入れ方は知っていてだ」
「合法か」
「そうだ」
こう話した。
「だからだ」
「安心していいんだな」
「私は人間は滅ぼそうとしたが」
そう考え行動したがというのだ。
「小さな悪事には興味がなくな」
「金を手に入れるにもか」
「犯罪を犯さずだ」
そうしてというのだ。
「そのうえでだ」
「戦ったんだな」
「そうしていたしだ」
それにというのだ。
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