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「空娘」空を守るもの

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第12話 タウイタウイ島攻略作戦その壱 【艦娘視点】

「行ってらっしゃい」
「スクランブル!発進!」
そう言うと、私たちはアフターバーナーを全力で噴射し、
地面から離れた。提督が手を振っている。
それがどんどん離れていく。
「あー、あー、こちら提督、聞こえるか?」
「聞こえます。」
「それなら良かった。」
今回の武装は空対地ミサイルがほとんどである。
先んじてあきつ丸率いる上陸部隊が
既に出発しているそうだ。
「タウイタウイ島まで遠いな。」
「とりあえず待つしかない。」
フィリピン上空……
「レーダーに敵影あり。」
「機数は?」
「17機くらいかな。」
「ちゃっちゃと蹴りをつけよう。」
「エンゲージ」
「たこ焼き型が多いな。」
「そめてでも時代遅れだ。」
ズガガガガガ
「3機ダウン」
「逃げていったか。」
「別にいいと思う。無駄に弾薬を使うところでもないしさ」
「それもそうだな。」
「というより、たこ焼き型がいるなら空母がいるんじゃないかな」
フィリピン南部…
「…ん…レーダーに艦影ありです…」
「何隻だ?」
「空母2隻…戦艦2隻…航空戦艦1隻…軽巡1ですね…」
「補給ラインはフィリピンにあるみたいだし、ここで向かい打つべきだな。」
「全機散開!私は航空戦艦を狙う」
「…私は空母で」
「余った戦艦を担当する。」
「対艦ミサイル発射」
光の矢のようなミサイルが目の前を見えなくする。
何度やってもこれだけはなれない。
「命中!航空戦艦大破」
「…こっちは空母1隻大破、1隻沈没…」
「こっちは戦艦2隻大破だな。」
「とりあえずこのくらいでいいんじゃないか?」
「了解。」
タウイタウイ島付近
「対空砲火が撃ってくるな。当たらないだろうが…」
「あきつ丸に連絡するね。」
「ワガ航空戦隊タウイタウイ泊地上空ナリ。アキツマル上陸部隊の健闘ヲ祈リ、
上陸スルベキデアル。」
あきつ丸「了解です。まもなく上陸部隊します。」
「だとさ。」
「低空で飛行しよう。ミサイルサイロを見つけ安い。」
「了解!」
「んぐぐく…」
「F15先輩、高負担機動が苦手なんですね。」
「…うん…まあ」
低空以降機動中…
「早速ミサイルサイロを見つけたぞ!」
「そしたら、F15先輩についてる地中貫通爆弾を使用して爆撃するって言ってた」
「…司令官が無理やりつけてきたんですけどね…」
「とりま誘導するからな。」
「…了解。投下。」
「10.9.8.7.6.5.4.…弾着、今!」
ドトトトトトドト
とてつもなく巨大な地響きがした。
地中貫通爆弾というのはこんなにも恐ろしいものなのか…
「ミサイルサイロは見当たらないが…今ので全てか?」
「多分そうだと思います。分かりませんが、」
「案外少なかったな!」
「そうしたらタウイタウイ泊地に向かいましょう。あきつ丸達が既に上陸してるはずです。」
移動中……
「タウイタウイ泊地が見えてきたぞ。」
「艦載機を落としながら向かいましょう。」ズガガガガガ
「…数が多い…」
「それもそうですね…」
「…日本の新兵器使う。」
「ほう!新兵器とは?」
「レールガン準備」ガチャ
「超電磁砲?」
「…手っ取り早く済ませる」
ドガァン!
空を切り裂くような音だ…聞いたことがない…
「…電力が足りない…でも、敵殲滅した。」
「ナイスです!」
「褒められる筋合いもありませんよ…」
「このままタウイタウイ泊地まで行きましょう。」
あきつ丸「コチラあきつ丸。上陸部隊突入開始。航空支援タノム。」
「了解。直ちに急行する」
「急ぐそ」
「そうですね」
【ここから上陸部隊視点…】
「クソ!いつまでだっても敵からの攻撃がやまねぇぞ!」
「対空砲火集中!敵攻撃機、爆撃機に集中!」
「敵爆撃来るぞ!衝撃に備えろ!」
響き渡るような音がした。
また一機、また一機と攻撃を受ける。
そこは、まるで火の海だった。
至る所で爆発が起き、対空兵装が火を噴く…
あきつ丸「陸軍も大変な任務を…貸せますな!
揚陸艦レンジャー沈没!」
ラグレン(揚陸艦)「レーターに新反応!戦艦…?」
あきつ丸「こんな状態で戦艦なんてやってられない!」
「敵弾決ます!」
「回避!回避!」
「航空支援はまだ来ないのか?」
ラグレン「レーダーに新反応!ものすごい速度で突っ込んできます!」
「航空支援だ!航空支援が来たんだ!」
ゴォオオオオ
「すんげぇ音だぜ!これは凄まじい!」
「おお!もう戦艦が傾いてるぜ!俺らが有利な番だな!HAHAHA!」
「あんま油断すると死ぬよ?w」
「ああ、すまんすまん…」
「とりあえず、島に上陸だな。」
あきつ丸「今だラグレン!行け!」
ラグレン「ラジャー!タイタン、ラグレン率いる上陸部隊突入します!」
「航空部隊も頑張ってるんだ!俺たちが頑張らないでどうする!」
「いけ!ここを落とせば戦況が変わる!」
「ラジャー!家族のために、艦娘のために!」
うぉぉ!!
【ここから航空部隊視点】
「すんごい熱量ですね…」
「悪いことではない、それに合わせるだけだ。」
「いいこと言いますね」
「F15先輩、何をしているんですか?」
「…測量、大鳳を探してる。」
「見つかりましたか?」
「うんん。まだ」
「護衛しときますね」
「…よろしく」
「上陸部隊突入開始!F15を守りながら、突入部隊を援護せよ!」
「提督から入電ですね。」
「…測量出来たよ。大鳳はここにいる。」マーキング
「ありがとうございます。地上部隊にも連絡しますね。」
「私は爆撃してくるから…」
「了解。私らは低空で敵艦載機を仕留めにいく。」
「行きましょう。」
「…また会おう」
「当然ですよ!」
私は低空移行は苦手なんです…
以外かもしれませんが、うーん…
体質的な問題なのかもしれませんねぇ
というより、任務に集中することが大事です。
「爆弾投下、投下。」
ここから視点が二手に分かれますので
【F22視点】
「爆撃、頼もしいですね。」
「大鳳がいるところまでチャチャッと言ってしまおう。周辺設備は爆撃してくれている。」
「了解!」
「コチラ地上部隊、陸上ノ敵殲滅。大鳳二向カウ。」
「爆撃を実施中です。気をつけてください。」
「ラジャー。」
「うーん…敵は居ないのか?」
「レーターにも反応ないですしね…」
「特にやることなくなったか?」
「それフラグじゃ…」
「あ」
「まあそんな都合よく行かないですよねw」
「そうだな。」


「レーダーに反応あり!?マッハ1で迫ってきます!」
「やっぱフラグじゃないか!」
「いいから迎撃準備を!」
「そうだな!」
「敵機から高速飛翔体、来ます!?」
「チャフとフレア、放出しろ!振り切れ!」
「チャフ、フレア!」
「飛翔体目標を変えたか?」
「なんでこんな苦労をしないといけないんですか…
いよいよ現代兵器も厳しくなって来ましたね…」
「全くだな。地上部隊に連絡。」
「新兵装発見。注意サレタシ。」
あきつ丸「了解!」
「そうだ、F15先輩は?」
「たしかにな。心配だ。」 
 

 
後書き
日記 今回はスホーイ27です。
今日はとてつもない日だった。
スホーイ27も疲れているようなので少ない
文章だそうで…艦娘視点の方が任務をやりやすいので
次のその弐も艦娘視点で行きます 
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