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ライブジャスティスシリーズ

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帰って来た男と地獄の再会。

ビービービービービービービービービー

MARIA「ユースティティア出現に伴い、各プロセスのロックを解除。危険レベルS、総員戦闘態勢、ASTの出撃を承認、各武装、アンロック。ジェネレーターウォームアップ。ジェネレート、メインシステム、アクセス権限インストール。クロムチェスターアルファ、出撃承認、パイロットシート、アンロック。クロムチェスターベータ、出撃承認、パイロットシート、アンロック。クロムチェスターガンマ、出撃承認、パイロットシート、アンロック、クロムチェスターデルタ、出撃承認、パイロットシート、アンロック」

そして各自カプセルに入ったASTが変身する。

マリア「 Seilien coffin airgetlamh tron」
調「Various shul shagana tron」
切歌「Zeios igalima raizen tron」

光と共にシンフォギアを身に纏い変身が完了をする。

それに続く形で真那と折紙はパルスブレイガーを装着し、パルスブレイガーを胸に掲げて本体を倒した。

真那・折紙「ディバイトクロスアーマー、セミリアライズ」

青い光に包まれながらアーマーが変形し、2人の身体に装着される。

折紙「ディバイトクロスアーマー、Ⅹ1」
真那「ディバイトクロスアーマー、Ⅹ2」

変身が完了し、メンバーはカプセルからクロムチェスターに転送された。

一輝がアルファ、調と折紙がベータ、切歌と真那がガンマ、マリアがデルタへと登場する。

調「凄い、乗り心地が良い、シンフォギアを装着したままでも全然干渉しない」
一輝「そういう設計を目指していたからね、乗ったままでもある程度手持ち武装による攻撃が出来るように配慮したシートを用意させてもらった。気に入ってくれたのなら嬉しいよ」
折紙「操縦は私がやる、良い?」
一輝「ああ、任せるよ」

するとガンマ機が……

切歌「いいからやらせろデース!!」
真那「私がやった方が心配ねぇです!!操縦は任せやがってください!!」
マリア「こら、おもちゃじゃないのよ」
一輝「マリアさんは運転どうですか?」
マリア「問題ないわ」

そしてメンバーは操縦盤の鍵を回した。

MARIA「クロムチェスター、起動承認、システムオート、オールクリア。敵性生命体を感知、目標、シュテルンビルト、オールウェポン、アクティブ、エネルギー充填率100%、オプション、アンロック、クロムチェスター、システムフルオープン」

一輝「準備完了だ、皆、行くよ」
調・切歌・折紙・真那・マリア「了解!!」

MARIA「クロムチェスター、アルファ・ベータ・ガンマ・デルタ、GO 出撃開始(スクランブル)

ゴオォォォオォォォオォォォ!!

強烈なエンジン音と共に出撃するクロムチェスター、その頃……

シュテルンビルト 異星人共存区

民間の異星人「撃て、撃てえええええ!!」

バァン!!バァン!!

シュテルンビルトの異星人と人間が共存する居住区で逃げ回る者たちの中で、レーザー銃や炸裂弾、対物ショットガンで抵抗する者たち。彼らの目の前には……

黄金の装飾と白いアーマーを身に纏い、王様、あるいは英雄の様な神々しさのある謎の怪人が傷一つ負わずにこちらに向かって来る。

奴こそ、ユースティティアドーパントだ。

民間の異星人「お前、何なんだ!?」
ユースティティア「僕ですか?

僕は英雄にして、正義の執行者、ユースティティア。この科学特捜隊の管理している居住区にのさばる許されざる者を裁きに来ました」
民間の異星人「俺達は何も知らない、何もやっていない!!なn……」

ガァン!!

突如としてユースティティアは拳で異星人を殴ると……

その異星人はバラバラに引き裂かれて、肉塊と化したのだった。

ユースティティア「この世においてのあなたの罪、それは……

力があるにも関わらず、死と戦いに立ち向かう事から逃げた事ですよ」



そしてその時……

ゴオォォォオォォォオォォォ!!!!

クロムチェスターが居住区へと到着し、そこからASTが現れる。

マリア「お前がユースティティアだな、何者だ?」

折紙と真那はディバイトシューターを、マリア、調、切歌はそれぞれ武器を構えユースティティアに向ける。だがそのユースティティアはこちらに顔を向けると、拳を構える。

ユースティティア「その様子だと、対話は通じなさそうですね。少し良心が痛みますが、まあいいでしょう」
一輝「残念だけど、君には対話を求めていない。現に一人の犠牲者を出している以上はね」
ユースティティア「それなら……

自らの正義に従うまでです」

ガッ!!

一輝「来る」

ドッゴオオオオオオ!!

ユースティティアは強烈なスピードと共に一輝に向けて拳を叩きつける、間一髪で致命傷を避けた一輝はディバイトブレーダーを展開し、逆手持ちでトンファーの如くユースティティアの腹部を斬りつける。

ユースティティア「このぐらいの傷で僕が倒せるとでも……」
真那「てえええええいやあああああ!!」

真那はディバイトガンナーで銃弾を雨を浴びせ、飛び上がる。

真那「セミリアライザ、レッグ、バーチカルギロチン!!」

脚部に展開されるバーチカルギロチンで飛び蹴りを喰らわすが……

ユースティティア「ふうううん!!」

ユースティティアは両腕をクロスして、ギロチンを止める。すると……

折紙「真那!!」

ガキィィ!!

折紙がユースティティアの脚部を回し蹴りし、ユースティティアの足の間からあおむけの状態でゼロ距離からディバイトシューターを二丁拳銃で乱射する。

被弾するユースティティア。

調「こいつの怪力を止めるなら……」

α式・百輪廻

小型の丸鋸を飛ばし、ユースティティアの肉体に大きな傷を入れていく。

ユースティティア「ほう、腕を上げましたね……」
切歌「後ろが……


がら空きデース!!」
マリア「私が奴の動きを!!」

背後からマリアが剣の鎖で拘束し切歌が首を狙い、斬りかかったその時……



ユースティティア、マキシマムドライブ。

ユースティティア「エクスカリバープロ―ジョン」

マリア「な……」

その瞬間上空にに10本の聖剣が現れ、ASTに向かって落下してくる。

バキィィ!!

それも回避不可能な追跡機能付きでASTに向かい、突き立てられたのだった。

真那「そ、装甲が……」
マリア「こんな力が……」

ユースティティアの前で這いつくばるAST、すると……

ユースティティア「自らの正義に従い、僕に挑んだことは立派ですよ。立ち向かう勇気、決して忘れない希望、必ず手にせんと足掻く勝利、英雄にはそれが必要であり、死を恐れず、傷を恐れず、勇気、希望、勝利を手にしその後の世界で讃えられる。それが人としての栄光ですよ」

マリア「立ち向かうか……だが、全ての人間がそう強くあれるはずがない……例えどんなに人智を超えようと、理解者が存在せず心が壊れれば闇に転落する。全ての人間が、強者ではなく、世界の中心にいるのは、常に守られるべき弱者だ……」

ユースティティア「だからこそ、必要なんですよ……

英雄が」

ガシャン!!

ユースティティアはそう言うとネフィリムドライバーの変身を解除する。

その姿は……

マリア「なッ!!!!」
調・切歌「!!!!」

目の前にいる男を見たフィーネは驚愕した。その男は……

ウェル「ただいま、かつての同士よ……

地獄から……帰ってきましたよ」

調「そんな……まさか……」
切歌「生きていたのデスか……」

マリア「ドクター……ウェル……」


そして英雄の亡霊が、彼らに牙を剥く。





 
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