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博士の挑戦状

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第百二十六話

                  第百二十六話  場所は何処にするか
 美奈子は華奈子にさらに尋ねた。
「今度は場所ね」
「何処でするかよね」
「クラウンのメンバーだけならね」 
 その人数ならというのだ。
「別にね」
「そんなに多くないわね」
「七人だからね」
「そうね、別に何処でやってもね」
「やれるわね」
「あたし達のお部屋でもね」
 今自分達がいるこの部屋でとだ、華奈子は言った。
「いいわね、ただね」
「それでもでしょ」
「パーティーも場所が大事よね」
「そう、パーティーは雰囲気も大事でしょ」
「そうよね」
 美奈子のその言葉に頷いた。
「確かに」
「だからね」
 それでというのだ。
「ここはね」
「何処でやるかも大事ね」
「何処でも開ける人数でも」
 そうであってもというのだ。
「何処で開くかがね」
「大事ね」
「それで何処にするかよ」
「それじゃあ」
 少し考えてだ、華奈子は美奈子に言った。
「言いだしたのはあたしだし」
「それでなのね」
「あたし達のお家でね」
 まずは開く家の話をした。
「それでリビングのテーブルにね」
「皆で座って」
「それでね」 
 そのうえでというのだ。
「楽しみましょう」
「いいわね」
 美奈子は華奈子の提案に笑顔で応えた。
「それじゃあね」
「そこで開きましょう」
「私達のお家のリビングで」
「皆にテーブルに座って」
「テーブルに紅茶やお菓子出して」
「その上で飲んで食べてお喋りしてね」
「そうしてね」
 楽しもうと話した、そして実際に二人はそれでいくことにして今度はクラウンのメンバーに誘いをかけるのだった。


第百二十六話   完


                   2023・12・27 
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