夢幻水滸伝
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第三百三十五話 ソルトレークシチー攻防戦その三
三人で軍議を開き攻城戦に入った、すぐに大砲と航空機が攻撃態勢に入り戦車や飛兵も配置に着いた。
トウェインもサンダーバードに乗った、そのうえで神具に言った。
「さて、今回もな」
「私もですね」
「空から落雷に術を使ってな」
「戦いますね」
「そうしてもらうで」
「わかりました、ではブレスもです」
サンダーバードはこちらの力の話もした。
「是非です」
「使ってくれるな」
「はい、ブレスはです」
この力はというのだ。
「神星の方の神具で、です」
「わい等を背中に乗せられるんやったらやな」
「誰もが使えます」
「そうした力やな」
「ですから」
「そちらも使うな」
「これまであまり使ってこなかったですが」
それでもというのだ。
「この度はです」
「使いたいか」
「これまでは落雷での絨毯的な攻撃が多かったですが」
それをというのだ。
「その様にしてです」
「戦いたいんやな」
「はい、ソルトレークシチーの城門は堅固ですので」
「絨毯的な攻撃よりもやな」
「集中攻撃の方がいいと思いまして」
「そやな、かなり堅固やな」
トウェインも街の城門を見て言った。
「そうそうな攻撃ではな」
「壊せないですね」
「わいのミョッルニルならいけるが」
「それでもですね」
「確かにな」
「集中攻撃の方がいいですね」
「城壁もな」
城門だけでなくこちらも見て述べた。
「かなりな」
「堅固ですね」
「硬度もかなりでな」
「結界もですね」
「相当や、ほなな」
「集中攻撃の方がいいですね」
「それでや」
その為にというのだ。
「ここはな」
「その様にしてですね」
「攻めような」
「それでは」
こうしてだった、サンダーバードはこの度はブレスを用いて攻撃することにした。そして実際にだった。
攻撃が開始されると正門に向けて空からだった。
口から雷を放った、その一撃でだった。
正門を吹き飛ばした、トウェインはそれを見て言った。
「渾身の一撃やったな」
「普段は無数の落雷として放っていた力をです」
「ブレスにして一気にやな」
「使いましたが」
「そのお陰でな」
まさにそれによってというのだ。
「正門を吹き飛ばしたな」
「それが出来ましたね」
「よかったわ、ほなな」
「さらにですね」
「攻めるで、わいもや」
ミョッルミルを片手に言うのだった。
「攻撃するで」
「そうされますね」
「城壁もな」
城門だけでなくというのだ。
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