ドリトル先生とラーメン
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第十一幕その十
「そうしていくわ」
「僕もだよ、そんなお話をしていたら」
「食べたくなったかしら」
「実はこの前トミーがうまかっちゃんを買ってくれていてね」
「ああ、夜行さん達が好きな」
「九州のインスタントラーメンだね」
「あれもいいのよね」
お静さんはにこりと笑って答えました。
「私は好きやねん派でも」
「それでもだね」
「うまかっちゃんもいいのよね」
「そうだよね」
「だからね」
それでというのです。
「先生がそれを食べるなら是非ね」
「美味しくだね」
「食べてね」
こう言うのでした。
「そうしてね」
「それではね」
「皆の分もたっぷりあるし」
皆も見て言いました。
「お酒もあるし。ストロング系の五〇〇ミリリットルが幾つかね」
「じゃあ飲んで食べて」
「今夜は楽しむよ」
「そうするのね」
「うまかっちゃんをおつまみに。お鍋に入れて皆と一緒に食べながら」
それでというのです。
「飲むよ」
「いいわね、じゃあ私は帰ったら好きやねんを食べながら」
お静さんもお静さんで言います。
「私はビールをね」
「いただくんだね」
「そうさせてもらうわ」
「ビールも合うよね」
「インスタントラーメンにね」
「僕もビール好きだしね、それで日本のビールは」
先生はこちらのお話もしました。
「飲んでみると」
「美味しいでしょ」
「凄くね、よくドイツやチェコが言われて」
ビールはというのです。
「アイルランドもね」
「物凄く飲むわね」
「けれどね」
「日本のビールもいいでしょ」
「物凄く美味しいよ」
先生は笑顔で答えました。
「どちらかというと日本酒の方をよく飲むけれどね」
「日本酒の魅力に魅せられたのね」
「日本に来てからね。今夜はストロングをいただくけれど」
それでもというのです。
「日本に来てね」
「日本酒大好きなったのね」
「日本のビールもだけれど」
それと共にというのです。
「日本酒もね」
「そうなのね」
「だからよく飲んでるよ」
「それじゃあインスタントラーメンを食べる時も」
「普通のラーメンの時もね」
「日本酒飲むこと多いのね」
「うん、日本酒の美味しさときたら」
それこそというのです。
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