夢幻水滸伝
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第三百二十話 州の南から北へその十七
「そのうえでや」
「勢力拡大を進め」
「他勢力を圧倒し」
「そのうえで、ですね」
「他勢力も併合していってな」
その様にしてというのだ。
「まずはアメリカ西部や」
「統一しますか」
「アメリカ西部を」
「そうされますか」
「そうするで」
こう言うのだった。
「ええな」
「わかりました、ではです」
「これよりですね」
「その様にことを進めていきますね」
「そうするで、あとな」
トウェインはさらに話した。
「水軍やが」
「充実させますね」
「今以上に」
「そうしますね」
「そや、陸軍だけやなくてな」
彼等に加えてというのだ。
「さらにや」
「水軍ですね」
「最新鋭の艦艇を建造し」
「そこに精兵達を入れますね」
「カルフォルニアの技術レベルはアメリカでもトップクラスで優れた科学者達も多くてや」
そしてというのだ。
「工場も充実していてエンジニアも揃ってる」
「だからですね」
「かなりの艦艇を建造出来ますね」
「ボームみたいな特別凄いモンはおらんが」
科学者の職業にある彼の様なというのだ。
「そやけどな」
「それでもですね」
「我々の技術力は高いですね」
「アメリカの中でも」
「その技術力も活かしてな」
そうしてというのだ。
「そのうえでな」
「軍も強くしていきますね」
「陸軍だけでなく水軍も」
「そうしていきますね」
「勿論空軍もやしな」
彼等もというのだ。
「全ての軍を強化してや」
「そしてですね」
「他の勢力も圧倒しますね」
「そうしますね」
「そうしてくで」
こう言ってだった。
トウェインは周りにこれからの戦略のことを話し軍隊も強化することにしていった、そしてその戦略のまま動いていくのだった。
第三百二十話 完
2023・9・1
ページ上へ戻る