仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第五百二十九話 運命の海戦その九
「ここは」
「そうさせてもらうわ」
レキはクールに頷いた、そしてそちらに行ってだった。
狙撃による遠距離攻撃で的確に援護をした、神津はそれを見てカズヤに話した。
「いい判断だ」
「レキさんに行ってもらってですか」
「そうだ、誰でも送ればいいものでもない」
「誰に何処に行ってもらうかですね」
「このことがだ」
まさにというのだ。
「大事でだ」
「それでなんですね」
「今の君の判断はな」
あの場所にレキを行かせたことはというのだ。
「非常にだ」
「よかったですか」
「見事だと言っておく」
「皆それぞれ個性があるからね」
小林も言ってきた。
「そこをよく考えてだよ」
「行ってもらうことですか」
「戦場も見てね」
そうもしてというのだ。
「それが大事なんだ」
「その時の戦場とそれぞれの人の特徴をですね」
「知ることだよ」
「それを理解して」
「そのうえで敵のことも見てね」
「誰に行ってもらうかですね」
「そこまで考えられたら」
それならというのだ。
「強いよ」
「そうですね、僕もそうしていきます」
「君はいつもサテライザーさんよ一緒にいるけれど」
「先輩だけでなくですね」
「戦局全体を観られたらね」
そこまで至ればというのだ。
「かなり違うからね」
「頑張っていきます」
「大丈夫だ、出来てきている」
神津が言ってきた。
「これからさらによくなる」
「努力していけば」
「そうだ、出来る様になる」
こうも言うのだった。
「君もそうしていけばいい」
「それでは」
「あと少しだ」
千冬は腕を組んでカズヤに言ってきた。
「君もな」
「そうでしょうか」
「今のを見ればわかった」
そうだというのだ。
「最初に誰を送ればいいかと考えてだ」
「その後で、ですか」
「遠距離攻撃に誰を送っていいかわかったな」
「レキさんですか」
「彼女を送ったことを見るとな」
それならというのだ。
「出来てきている、だからな」
「あと少しですか」
「そうだ、頑張ることだ」
「わかりました」
「そうだな、長い戦いの中で誰もが大きく成長したが」
鉄人もカズヤに言ってきた。
「君もだ」
「そうですか」
「だからだ」
鉄人はカズヤにさらに話した。
「これからもだ」
「努力することですね」
「そうするといい、かく言う私もな」
鉄人自身もというのだ。
「努力していっているつもりだ」
「先生でもですね」
「教師も努力しなければだ」
さもないと、というのだ。
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