仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第五百二十八話 ヒッティーンの血と汗その二
「本当に」
「つくづく駄目人間」
ショパンまで言う。
「僕でもムジーク出すのに」
「ふん、どうせわしは迷惑かけまくりの無駄飯食いじゃ」
「すねたし」
「勝手にしておれ、皆な」
仙人は実際に食っちゃ寝生活に入った、その間他の面々は戦場になる場所を歩いて回ってどういった場所か頭に入れてからだった。
訓練と戦いの準備もしてだった、そのうえで決戦の時を迎えたが。
ユルセンは天空寺達に話した。
「邪魔なおっさんは完全に不貞腐れてな」
「本当に一ヶ月の間食べて寝てるだけだったね」
天空寺はパラソルの下で高いびきをかいている仙人を見て言った。
「今もね」
「寝相も悪いし歯軋りもしてな」
「寝言も五月蠅いけれど」
「とりあえず迷惑はかけねえからな」
「お寺にいる時と同じだから」
「あのままにさせてな」
食っちゃ寝生活をさせてというのだ。
「俺達は俺達でな」
「戦っていこうか」
「それじゃあね」
「人間ああなったら駄目ね」
桃子も仙人を見て思った。
「本当に」
「そうだな、何があってもな」
鬼姫も言うことだった。
「動けば迷惑ばかりかけてな」
「動かないとああで」
「ああなったらな」
「本当に駄目ね」
「まあとにかく時間だから」
シブヤが言ってきた。
「そろそろ敵が来るからね」
「陣形は整えてるし構えてね」
ナリタも言ってきた。
「そうしてね」
「皆頑張るんだな」
「後ろも準備が出来ているなり」
画材眼魔と音符眼魔も言ってきた。
「だからなり」
「何かあったら下がるんだな」
「そうさせてもらう、ではだ」
深海はきっと前を見据えて言った。
「戦うぞ」
「うん、じゃあ変身をして」
天空寺は彼に応えて言った。
「戦おう」
「そうするぞ」
こう言ってだった。
ライダー達は変身した、それはジャベルも同じだった。彼等が変身を終えたその瞬間に戦士達の前にだった。
眼魔達の大群が出た、御成は彼等を見て言った。
「今回敵は何か聞いていなかったですが」
「眼魔でしたね」
エティアが応えた。
「そうでしたね」
「はい、まあ大体予想していましたし」
「眼魔のことを予習しておいてよかったですね」
「全くです、それではです」
御成はエティアに笑って応えた。
「戦いましょう」
「今から」
「そうして勝ちましょう」
「さて、食事ですが」
皇天女は作りつつ話した。
「今回も羊肉が多いですね」
「中近東で戦うならね」
観車来春が応えた。
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