仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第五百二十一話 ボズワースの激戦その十六
「螺閃いい人ばい」
「そうでしょ、感情を出したらね」
「それがよくわかるばいな」
「だから私も一緒にいるの」
「そうばいな」
「これからもね。それで一反木綿さんにお願いがあるけれど」
「何ばい?」
「螺閃と私を乗せてね」
そうしてというのだ。
「スサノオのところに連れて行ってくれる?」
「そうしてどうするつもりばい」
「お空から飛び降りて上から攻撃したいの」
空を飛んで戦う神にというのだ。
「どんな敵でも上から攻めると弱いからね」
「だからばいな」
「そうしたいからお願い出来る?」
「僕からも頼みます」
螺閃も申し出た。
「これから」
「わかったばい、そうさせてもらうばい」
一反木綿も頷いて二人を乗せてそうした、こうした攻撃もあってだった。
スサノオは徐々にダメージを受けていった、そうして。
動きが鈍り身体の各部分から火を噴いてきた、漆はそれを見て言った。
「もうそろそろかな」
「あれっ、そうなの?」
「君いい加減ものごと理解する能力身に着けた方がいいよ」
わからないアストレアにはこう返した。
「僕が見たところスサノオはね」
「あと少しね」
アストレアに代わってカオスが応えた。
「スサノオの受けているダメージはかなりよ」
「そうなってきたね」
「それじゃあね」
「あと一撃でね」
「倒せるわ」
「ライダーの人達いいですか?」
園子が彼等に声をかけた。
「もうです」
「止めだな」
「その一撃をだね」
「仕掛けませんか?」
左とフィリップに提案した。
「全員で」
「そうだな、もうな」
「その頃だね」
「それじゃあ」
「やるぞ」
「今からね」
二人も応えてアクセルモ続いた、彼等はまずだった。
力を溜めそこからジャンプした、そこから急降下のキックに入る。仲間達もその彼等に動きを合わせてだった。
そうして総攻撃を行った、そして。
スサノオに総攻撃が炸裂した後にだった。
三人のライダー達のキックが神を直撃した、これでだった。
神は完全に動きを止めた、そのうえで自分の眼下に着地したライダー達その後ろに控える戦士達に言った。
「これでだ」
「終わりだな」
「この度も君達の勝利だ」
左のダブルこう言うのだった。
「間違いなくな」
「そうか」
「非常にいい戦いだった」
スサノオは満足している声でこうも言った。
「これで去ろう」
「そしてだな」
「また君達と戦おう」
「次は何処で戦うのかな」
フィリップのダブルが問うた。
「それで」
「もう決めてある」
スサノオはフィリップに応えて述べた。
「エル=アラメインだ」
「砂漠か」
アクセルはその地名を聞いて鋭い声を出した。
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