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おぢばにおかえり

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第七十二話 キャンバスライフその一

                第七十二話  キャンバスライフ
 私は今大学の食堂にいます、前には高校の時から一緒の娘達が一緒です。私は野菜炒めとご飯を食べていますが。
 その私に皆こう言ってきました。
「ちっちっていつもお野菜食べてるわね」
「あとお魚多いわね」
「お肉はあまり食べないわね」
「嫌いじゃないけれど」
 お肉もです、私は答えました。
「けれどお野菜好きだしね」
「それでなのね」
「いつも食べてるのね」
「あとお魚も好きなのね」
「お肉よりね」 
 実際にそちらよりもです。
「お魚の方が好きなの」
「そうなのね」
「それでよく食べてるのね」
「あとカレーも好きよね」
「カレー大好きなの」 
 それもかなりです。
「おぢばのカレーもね」
「それで食べてるのね」
「いつもね」
 今では毎週日曜日は必ずです。
「いただいているわ」
「まあ私達もだけれどね」
「高校の時からおぢばに住ませてもらってるし」
「日曜は絶対にカレーで」
「おぢばのカレーなのよね」
「子供の頃から食べてるし」
 今同じテーブルに座っている娘は皆そうです、どの娘も教会や本部で働いている人の娘さんだからです。
「だからね」
「もうすっかり馴染みで」
「親しみのある味よね」
「だから尚更よね」
「おぢばのカレーに親しんでいて」
「それで食べてるわね」
「ええ、ただね」
 ここで私は少しぼやきました。 
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