仮面ライダー　エターナルインフィニティ

　戦士達が一斉に跳びそこから急降下のキックを繰り出すとそれに合わせてだった。　
　仲間達も総攻撃にかかった、まずはその総攻撃が神を撃ち。
　その後でライダー達のキックが炸裂した、スサノオは全ての攻撃を受けて遂に動きを止めた。だがまだ生きており。
　動きを止めたままでだ、戦士達に話した。
「満足だ、この度もな」
「それで戦いはだね」
「君達の勝利だ」
　マサオのキバに答えた。
「完全なな」
「それは何よりだね」
「ではだ」
　スサノオはさらに話した。
「また戦おう」
「次は何処かな」
「一月後にブライテンフェルトでとしよう」
「ああ、あそこか」
　キバット四世はその場所を聞いてすぐに理解した。
「三十年戦争で有名だな」
「スウェーデン軍と神聖ローマ帝国軍が戦ったんだっけ」
「ああ、そうだよ」
「んだ」
　マサオにキバット四世だけでなく他ならぬスウェーデンも答えた。
「俺の上司グスタフ＝アドルフさんが勝っただ」
「そうした場所だよ」
「今度はそこでだね」
「君達と戦いたい、では私は今は去るが」
　それでもというのだった。
「また会おう、次も私を楽しませてくれ」
「何度でも来なさい」
　イクサがスサノオの言葉に応えた。
「何度でも倒そう」
「その意気だ、では今はこれで」
　最後にこう言ってだった。
　スサノオは爆発しその中に姿を消した、これで牧野での戦いは終わった。それを受けてだった。
　ライダー達は変身を解いた、そこに仲間達が来て声をかけてきた。
「今回も勝ちましたね」
「何とかでしたけれど」
　ゼノヴィアとイリナが言ってきた。
「それが出来ましたね」
「よかったです」
「そうだね、じゃあ僕達は今の戦いに戻るね」
　紅は悪魔との戦いの話をした。
「そうさせてもらうね」
「それで次はですね」
　ギャスパーも言ってきた。
「ブライテンフェルトで」
「うん、次のライダーの人達と一緒に戦ってね」
「そうします」
「後は任せたよ」
　紅は微笑みと共にこの言葉を出した。
「それではね」
「はい、今から」
「戦いに勝ったことをお祝いしよう」
「もう準備は出来ています」
　舞夏が言ってきた。
「ご馳走も飲みものもです」
「全部だね」
「食べて飲めますので」
「そうだね、じゃあ」
「はい、戦いに勝ったことを喜んで」
「お祝いしよう」
　紅は笑顔で言った、そうしてライダー達は仲間達と共に宴に入った。戦士達は今は勝利を喜ぶのだった。


第五百十九話　　　完


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０２２・５・８