仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第五百十四話 英雄が敗れた地でその十八
総員での攻撃を続けた、そうして攻撃を続けた結果スサノオの動きが鈍くなり身体のあちこちから火を噴きだした。
それを見てだった、信奈は叫んだ。
「今よ!」
「ああ、決める時だな」
「ライダーの人達はキックに移ってね!」
切り札とも言える攻撃にというのだ。
「そして私達は総攻撃よ!」
「やろう」
ランディが応えた。
「もうそろそろだしね」
「ええ、決めるわよ」
「ここでね」
ランディはダッシュに移った、そして。
戦士達は総攻撃を仕掛けライダー達は蹴りを浴びせた、まさにそれが止めの一撃となってであった。
スサノオは動きを完全に止めた、そのうえで攻撃を終えた戦士達に告げた。
「今回も私の負けだ」
「そうか」
「うむ、見事だった」
ファイズに対して答えた、ライダー達は攻撃を終えて前にいる。
「私は満足した」
「そして次もだな」
「楽しませてもらう、今回も一ヶ月後にだ」
スサノオは次の戦いの時を話した。
「場所はアンカラとしよう」
「アンカラか」
カイザはそう聞いて眉を動かした様な声をあげた。
「バヤズィト一世とティムールの決戦の場か」
「そこで戦おう」
こう言うのだった。
「いいだろうか」
「断わられてもそう言うだろ」
デスタが言ってきた。
「それなら俺達はそれで受ける」
「そうか、ではアンカラでだ」
まさにその場所でというのだ。
「一ヶ月後だ」
「話は聞いた、なら次はアンカラだ」
サイタマはシリアスな顔で応えた。
「そこで倒してやる」
「その意気だ。ではな」
「そこで会おうな」
「そうしよう」
最後にこう言ってだった。
スサノオは大爆発を起こして姿を消した、その後には何もなく戦士達は戦う姿勢を解いた。それはライダー達も同じで。
乾は仲間達のところに戻って話した。
「じゃあアンカラでもな」
「はい、戦います」
茂夫が応えた。
「そうさせてもらいます」
「頼むな、そこで戦う連中とも宜しくな」
「はい、それで乾さん達はですね」
「今の戦いに戻るからな」
「悪魔達とのですね」
「そうしてくる、何かあったら呼んでくれ」
乾は茂夫に話した。
「そういうことでな」
「はい、ではまた」
「会おうな」
こう言ってだった。
戦士達はワーテルローの戦いに勝った祝いの宴を開き勝利を喜んだ、そのうえで次の戦場に向かうのだった。
第五百十四話 完
2022・4・1
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