仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第四百九十七話 訓練ートレーニングーその十四
「またお腹一杯ね」
「それを言うと限界がないな」
「そうなるわね」
「一度に食べられる量は限度があってもか」
「消化すれば」
そうすればというのだ。
「そういうことよ」
「それならこれからも食べていく、ただな」
「ただ?」
「コロッケは今はあまり食べたくはない」
レダはニコに真面目な顔で話した、そしてファリアをちらりと見てからニコに対してあらためて語った。
「昨日かなり食べたからな」
「ああ、ファリアが作ったね」
「まさにそれをな」
「私コロッケ以外は苦手で」
そのファリアが申し訳なさそうに言ってきた。
「ですから」
「それでだな」
「どうしても」
「コロッケは時々でいい」
レダはこうファリアに返した。
「流石にいつもはな」
「駄目ですか」
「どうもな」
それはというのだ。
「そう思う、しかし」
「しかし?」
「コロッケの中にはジャガイモだな」
レダはそちらの話もした。
「そうだな」
「クリームコロッケもありますが」
「だが生徒会長が作るコロッケの多くはだ」
「はい、ジャガイモを使っています」
「ジャガイモはある国では主食だったな」
「そうそう、そうした国もあるんだよね」
宝生が応えた。
「この世界でも」
「そうだな、そうした国ではな」
「コロッケでもだね」
「飽きることはないか」
「主食だとね」
常に食べているからだというのだ。
「そうだね」
「生徒会長はそうした国なら問題ないか」
「うん、しかも国によっては」
ジャガイモを主食にしている国の中ではというのだ。
「潰して食べる国もあるよ」
「まさにコロッケの様にだな」
「そうしてね」
そのうえでというのだ。
「そうした国もあるよ」
「そうだな」
「そこはそれぞれだね」
「全くだな」
レダは宝生の言葉に真面目な顔で応えた、
「言われてみれば」
「うん、ただ僕も昨日コロッケはかなり食べたし」
「それで、ですか」
「暫くはいいかな」
ファリアに少し苦笑いで述べた。
「どうも」
「そうですか」
「ジャガイモもね」
「主食でないからですね」
「そういうことだね」
まさにというのだ。
「そこはね」
「そうですか」
「今夜はステーキを食べたい」
シャーリーはリクエストをした。
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